主夫日記

【米国株最強説は本当?】短期の右肩上がりが作る流行の投資に騙されない!

米国株投資は2018年頃から流行り始めました。
それまでは国際インデックス投資が流行っていました。

その後、流行は米国高配当株、仮想通貨、QQQなどのハイテク株→コロナ銘柄→レバナスと移り変わっていきました。

今は何が流行ってますかね?
2016年~2018年頃に戻って全世界株式(オルカン)ですかね?
当時は先進国、国内、新興国の株式と債券のインデックスファンドをどの比率が良いのか議論されてたと記憶しています。

2022年に入り、株式相場は上下動が激しくなり、米国株最強説もあまり聞かなくなりました。
本日は私の保有投信の推移チャートを見ながら、なぜ米国株が流行ったかを検証していきます。

楽天全米株式インデックスから見るここ数年の上昇

2022年までの流行した投資の流れ

⓪~2018年までは国際分散インデクス投資が流行

①2018年頃から米国株が流行る

②2020年までは米国個別株(高配当や連続増配)がメイン

③コロナショックで高配当株爆損祭り
(ハイテクは下落耐性ありとの流れに・・・)

④その後の右肩上がり相場で米国株最強説完成
(→ハイテク最強、S&P500は貯金、レバナスが支持される)

⑤2022年の下落+円安→オルカンが最強+安心(⓪に戻る)

大体こんな感じだと思います。
私も2016年から投資を開始しましたが、この流行に忠実に乗っていきましたww

ここで2018年からの米国インデックスファンドの資産推移を確認してみます。

2018年~2022年9月までのつみたてNISAの結果

このチャート見ると分かりますが、2018年からコロナショックのあった2020年までは元本とほぼ同じですね。
この頃は米国個別株がメインで高配当株や連続増配株が支持されてました。
一応S&P500が最も効率良くて簡単ということはみんな理解していましたが、ブロガーさんの多くは個別株で運用してましたね。

そしてコロナショックで元本割れが発生します。
この時は私の高配当株も-50%を超えるなど大変な目にあいました。

その後急回復からの2022年までの右肩上がりが続きます。
この急回復でコロナショックを乗り越えた米国株投資家は報われました。
そしてその報われた人たちが「米国株最強」を唱え始めたのです。

2022年はこれまでとは違い上下動が激しくなっていますね。
ここで右肩上がりの終焉を迎えています
しかし今年までのチャートを見れば、「右肩上がりならレバレッジをかけろ!」と言いたくなるのも分かるチャートですよね・・

米国株以外はどうなんでしょうか?
先進国株式のチャートも見てみます。

米国インデックスファンドとほぼ一緒ですね。
米国一本でもオルカンでも先進国でも同じチャートになっていると思います。

好成績の投資手法に惑わされない

こうやって過去を振り返ると、あるパターンが分かります。
私はこうやって大きく儲けた」という話が流れると、みんなそれに飛びつきます。
米国高配当もコロナ銘柄もレバナスも仮想通貨も全部そうです。

2022年現在、全世界株式(オルカン)投資が王道になっていますが、これは2016年頃と同じです。

この6年間は右肩上がりの相場が多く、色々な投資手法が流行しました。
そして結局王道の国際分散インデックス投資に回帰したのです。

1~2年の右肩上がりで「最強説」が流れ、下落が始まると閑古鳥が鳴きます

やはり王道の国際分散インデックス投資をメインにする方が無難かつ最も精神的に安定すると考えています。

大事な事は市場に居続けることであり、儲けるのはそれからです。

応援クリックお願いします