家計簿・資産運用

20代後半から投資を始め、30代前半でアッパーマス層、準富裕層に到達できた理由

私は20代後半(2016年)から投資を始め、2019年10月に初めて資産3000万円を突破し、アッパーマス層に到達しました。
その後コロナショックで含み損が-500万円を超え、アッパーマス層からマス層に転落しました。

しかしその後2021年12月に資産は5000万円を超え、準富裕層に到達しています。

30代でのアッパーマス層の割合は2%以下しかおらず、準富裕層に至っては30代での達成割合は1%未満です。
わが家は30代前半でその2つを達成し、夫である私がセミリタイアをしました。

2016年から毎年数百万円単位で投資をした成果が2019年~2021年で報われて、30代前半で準富裕層まで到達できました。

投資は継続が大事と言いますが、本当にその通りだと思います。
本記事では2016年~2019年までに蒔いた種がどう花開き、一時は散り、再び大輪を咲かせたのかをご紹介します。

総資産増加と毎年の収支

各年末時点での総資産額
各年の手取り収入と支出額(家賃除く)

2016年は新婚旅行に行ったり、ご祝儀を貰っており収支の額が桁違いです。

2017年~2021年の家計収支と総資産の変化額をまとめるとこうなります。

総資産変化額と家計収支

①2017年
家計収支:+470万円
総資産増加:+330万円

②2018年
家計収支:+280万円
総資産増加:+330万円

③2019年
家計収支:+530万円
総資産増加:+660万円

④2020年
家計収支:+500万円
総資産増加:+1000万円

⑤2021年
家計収支:+150万円
総資産増加:+1030万円

2017年~2018年までは家計収支の額同等程度しか総資産は増えていません。
しかし2019年から少しずつ総資産増加が増えてきて、2020年と2021年は非常に伸びています。

これは2016年から始めた投資額が2020年には2000万円~3000万円規模になり、複利の力を発揮したことによるものです。

ロクに利益も出ない中、数年間愚直に金融資産を買い集めた甲斐がありました。
次章では2020年から1年単位で詳しく推移をみていきます。

マス層に転落も1ヶ月でアッパーマス層に復帰する

上記の総資産推移のグラフをみて分かる通り、資産は2020年の2~3月にかけてすさまじい勢いで下落していきました。(コロナショック)

その後、2番底が警戒されていましたが、株式相場は急回復しました。
秋ごろに再度下落がありましたが、年末にかけて再び大きく上昇し、資産4000万円を突破しました。

2番底を警戒して現金化していた人は急回復に取り残されています。

私は2020年の2月~3月初めに余剰資金の多くを追加投資して、一時期は含み損が500万円を超えました。

しかし相場に多くの資金を残していましたので、急回復の波に乗ることができました。

2020年は5月から夫婦で育児休業を取得していたので、実は年間で4ヶ月程度しか働いておりません。仕事していないのに、資産は増えるというラッキーな年でした。

1年間右肩上がりの強気相場で準富裕層に到達

2021年の総資産推移です。

資産は1年を通してほぼ右肩上がりでしたので、年末に5000万円を突破して準富裕層に到達しました。

特に思い出すことがないくらい穏やかな相場でした。
そして年末ごろからレバナスが流行り始めました。
それもわかる順調さですよね。

2020年3月のコロナショック後の急回復から右肩上がりで資産が増えてますからね。
勘違いはしやすいです。

2020年に比べて家計収支は大幅にマイナスでした。
理由は5月までの育児休業で収入減、賞与なし(前年も育休取得のため)、7月に私が退職したため、収入が大きく減っています。

それでも2021年は1年間で資産が1000万円以上増えました。
その多くが投資収益(含み益)によるものです。

「複利の効果」や「資産が大きくなる効果」を実感した年です。

株価下落と円安の2022年

2022年11月末までの資産推移はこの通りです。

株価は上下動が激しいですが、円安効果により資産は年初来で+400万円となっています。
この先どうなるかは分かりませんが、年初来マイナスになることはないかなと考えています。

大事なのは相場に惑わされず、継続すること

当ブログでも何度も言っていますが、積立投資は継続するべきです。
私もそうしています。
つみたてNISA、iDeCoはそのままです。

数か月前に「2022年末や2023年にかけて株は下落する」という話が出ていたのを覚えていますか?
その後株価は上昇しています。

為替は1$=170円という話もありましたね。。
今は1$=135円まで戻ってきました。

こういう情報に惑わされないようにしましょう。

コロナショックでも多くの人が2番底を警戒していました。
そして資産の大半を現金化する人もいました。
しかしその後の上昇を彼らを取り残しています。

未来は誰にも分からない」のです。
インフレだからとか、景気後退だからと言っても株価がどうなるか分かりません。
貴方が余計な行動や思考をしなければ、お金が増える可能性は高いのですから。

30代前半でアッパーマス層、準富裕層に到達できた理由

ずばり入金力(共働きの継続)と倹約、それに金融資産の大半を株式等に投資することです。

各年の手取り収入と支出額(家賃除く)

この年間家計収支のグラフを見てもらうと分かると思いますが、支出が2017年~2021年までほぼ変わっておりません

ここが個人的にはかなりのポイントでして。。
この間に子どもが2人生まれており、基本生活費は間違いなく上がっています
保育園代も2018年から毎月6万円以上かかっていました。

それでも生活レベルを上げないように必死に支出最適化に努めてきました。
共働きの継続で手取り収入は900~1000万円近くを維持していました。

そして毎年その多くを金融資産に投資して、家計の80%程度は株式や投資信託が占める状態にしていました。

このような行動をしていたおかげで、20代後半からの投資開始にも関わらず、30代前半でアッパーマス層、準富裕層に到達することができました。

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