主夫日記

現金比率と為替の影響をどう考えるか?

3月2日に総資産が5000万円を下回り、準富裕層から転落しました。
最も資産が減ったのは3月8日の4850万円でした。

1月初旬には5270万円、11月は5500万円台で推移しています。
この1年はかなり上下動していることが分かりますね。

急激な円安の影響で現金比率の概念が崩壊しました。
この記事では現金比率の考え方と円安・円高時の対応について紹介したいと思います。

下落相場における現金の強さ

総資産の減少より精神的な負担を与えたもの・・・

それは現金比率です!

買い増し用の現金を用意しているのですが、もはや治らない「早すぎるナンピン買い」のせいで、預金が一時800万円を切りました。

そこで先週記事にしたVOO売却に踏み切ったわけですが、そこからの上昇ね・・・
売買タイミングが相変わらずショボ過ぎて・・・

「まあこの下落で欲しかったマイクロソフトやアップルを購入できたから良しとする!」にはならないですよね。

個人的には総資産が5000万円を下回ろうと全く動じませんでした。
2020年のコロナショック時には3400万円から3000万円切った時に結構動揺してたのですが・・・

個人的には買い増し用の現金が無くなるのが一番不安で、何を売却しようかばかり考えていました。

こうなると平時より買い増し用の現金を多く持てばいいだけの話ですが、いわゆる「ポジポジ病」にも感染しているので、難しいところです。
個人的には現金比率が1000万円~900万円が最も心地よく、800万円台になるとざわつきます。1000万円以上あると徐々にポジポジ病を患うという感じです。

とにもかくにも今回の相場で感じた精神的許容度を今後の資産運用の糧にしたいですね。
そうしなければ愚者にもなれないわけですから。

下落相場後の資産急上昇を支えたもの

コロナショック時も早すぎるナンピン買いを決行しました。
その結果一時1000万円→600万円台まで現金が低下しました。

そして大底では指を咥えながら相場を見てるだけだったのですが・・・
資産グラフを見ると、その後の資産回復・増加にしっかりと貢献しています。

この時に購入したVOOやVIGはたっぷりと含み益が乗り、2022年の下落相場でも落ち着いていらっる要因となりました。

円高・円安と現金比率の関係

円安・株安は想定外の事態

ほとんどの投資家がこう考えていると思います。
これまでの株安は円高がセットでした。
コロナショック時はそこまで円高になりませんでした。
2022年は逆に円安となりました。

まあ円安というよりはドル高だと思いますが、想定外のパターンには違いありません。

円高・株安は資産に大ダメージだが、買い増しチャンス

これまでの下落相場は円高+株安ということで、米国株に投資している投資家は大ダメージを受けながら、絶好の買い増しチャンスでもありました。

このような場合を想定して現金比率を設定していた個人投資家が多いと思います。
暴落(円高+株安)が資産を多く増やすチャンスになるわけですから、少し厚めの現金比率でこの時を待つという戦略に価値はありました。

しかし今回の円安・株安ではトータルで±0もしくは割高という感じとなり、円建てからの買い増しチャンスとはなりませんでした。

円安・円高の両方に対応する方法

個人的にはある程度の円預金と外貨を持つことが大事だと考えています。
つまり現金比率をポートフォリオの20%と設定する場合、円とドルで10%ずつ保有するということです。

円高なら円預金から米国株を買い増しし、円安になればドルを円に移して日本株を買い増しするという手も考えられます。

私の場合は円預金を少し減らして、ドルは持たず、米国株を多く保有することで配当金を多くしています。
こうすれば円高時は円預金から買い増しし、円安時は配当金増額の効果が得られます。

為替がこのように激しく動くので、ある程度の外貨か外貨獲得方法を持った方が良いと考えています。

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