家計簿・資産運用

【現金不足?】2023年はジュニアNISA最終年だが、翌年から新NISA制度スタート

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2023年の投資は悩む部分が多いですね。
今年でジュニアNISAは終了ですし、2024年から新NISA制度がスタートします。
そして昨年10月からiDeCo拡充により、企業型との併用も可能となりました。(マッチング拠出とは併用不可)

新NISA制度の年間投資可能額は1人360万円ですからね。
夫婦なら720万円となります。

これだけの現金を用意するために、2023年は投資を控える人も多いかもしれません。
しかしジュニアNISA最終年かつ新NISA制度では未成年は対象外ということもあり、子どもを持つ親は悩ましいところです。

すでにiDeCo申し込みしちゃった人も多いと思います。

本記事では2024年の新NISA制度に向けた投資の考え方を紹介します。
どこにどう投資すれば良いのか?悩んでいる人にお勧めの記事となります。

2023年のNISA活用方法

まず初めにわが家の2023年のNISA投資方針は次の通りです。

2023年のNISA活用方法

①ジュニアNISA(娘のみ):80万円/年

②つみたてNISA(夫婦):80万円/年

今年も去年と変わらずに非課税枠は満額使う予定です。
息子は2018年からジュニアNISAスタートしており、2022年で5年間×80万円の投資を完了しているので、今年はありません。

現NISA制度と新NISA制度の非課税枠は無関係

現NISA制度でどれだけ投資していても、新NISA制度の生涯投資上限枠には関係ないそうです。
それならば現NISA制度を最後まで活用した方がお得だと思います。

一般NISAは非課税期間5年ですが、今後ロールオーバーできなくなります。
5年後に損失が出ていても、損益通算できないので損をする可能性があります。

つみたてNISAは非課税期間20年ですから、過去の実績を考慮すると損失を出す確率はかなり低いと考えられ、2023年は一般NISAよりもつみたてNISAの活用がお勧めです。

2024年の新NISA制度に向けての準備は不要?

さて2024年の新NISAに向けた現金準備ですが、個人的には不要だと考えています。
2023年の非課税枠に満額投資することをお勧めします。

2024年からの制度は確かに魅力的ですが、制度は恒久化され、非課税期間も無期限です。
言い換えるならば、長い時間をかけて投資可能な制度なのです。

そのような制度を目の前の非課税枠を埋めずに、現金を準備して最短5年で埋めることに何の意味があるでしょうか?

目指すべきは非課税枠の有効活用

目指すべきは少しでも多くの非課税枠を利用し、人生での非課税枠投資を大きくすることです。
つみたてNISA(一般NISA)、ジュニアNISA、新NISAのできる範囲での非課税枠投資に全力を出すことです。

そしてつみたてNISA(一般NISA)やジュニアNISAの非課税枠は今年で終わりです。
少しでも多く非課税枠を多くするために、新NISA制度のための準備より、今年で終わる非課税枠投資を埋める方が、生涯非課税枠は大きくなります。

この人生における非課税枠を増やす観点から、2023年の非課税枠投資に全力を尽くた方が良いと考えています

iDeCoも継続が吉

わが家はiDeCoも継続します。
夫婦で毎月3.2万円を拠出しています。

こちらも非課税枠になりますし、退職金が無い私や40~50歳でセミリタイア予定の妻にとって非常に有益な制度です。
どんどん活用していきたいですね。

iDeCoは60歳までの引き出し×がネックになっていますが、さらに新NISA制度がスタートすることで老後の資金用という感覚が強まっています
それでも政府公認の優れた制度ですから、使わない手はありません。

新NISA制度の準備よりもiDeCo拠出をお勧めします。
理由は人生での非課税枠を増やすことになるからです。

特定口座での投資は控えてもOK

2023年はNISAやiDeCoは満額OKですが、特定口座への投資は控えてもOKですね。
2024年からの新NISA制度は最短5年間で1800万円までの投資が可能ですからね。

長期的な投資制度とはいえ、早めに非課税枠を埋めることは資産運用で大事な「時間」を味方にできますからね。

2023年は非課税にを満額投資した上で、特定口座での投資を控えるという方法が個人的にはお勧めですね。

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