30代前半でセミリタイアして1年半以上経過しています。
現在の株式市場はインフレや米国の銀行破綻でどうなるかは全く分かりません。
本記事では「どんな相場でも心穏やかに過ごす」というコンセプトを基にしたセミリタイア主夫の資産ポートフォリオを公開します。
選定銘柄やその理由についても紹介・解説していきます。
30代セミリタイア主夫の資産ポートフォリオ

子ども資産(ジュニアNISA口座)を含まない夫婦の資産ポートフォリオになります。
主力はインデックスファンドと海外ETF(VIG、VYM)
DCや投資信託は全米株式・全世界株式インデックスファンドです。
VIGは米国増配ETF(10年以上増配している米国株で構成されているETF)
VYMは米国高配当ETF(大型高配当米国株で構成されているETF)
DC+投信とVIG、VYMが主力の3本柱であり、DCはiDeCoで、投信はつみたてNISAで、VYMは特定口座で定期積立しています。
配当金の主力である高配当個別株はタバコ株
配当金の主力としてタバコ株を保有しています。
MO(アルトリアグループ)とBTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)です。
ともに配当利回りは8%越えです。
高配当株は減配せずに業績が安定しているタバコ株を主力にしており、特にアルトリアグループは50年以上連続増配しています。
加えてタバコ株は株式相場の上下と連動しないことが多く、資産変動の抑制にも貢献してくれています。
「その他」は東京海上、NTT、三菱HCキャピタル等の国内高配当株、ベライゾン(VZ)やマイクロソフト(MSFT)を少数保有しています。
米国債券と現金(余剰資金)で精神的安定を図る
「どんな相場でも心穏やかに」がコンセプトですから、債券や現金を多めに持っています。
現金は生活防衛資金も含んでいますので、真の投資用余剰資金はポートフォリオの10%保有していることになります。
暴落時には米国総合債券ETF(BND)も売却し、買い増し用にする予定です。
平時は資産変動を抑制し、利回り2.5%の分配金をもたらしてくれます。
この債券と現金を20~30%保有することでどんな相場にも心穏やかに挑むことができると考えています。
数回の下落・暴落を超えて辿り着いた居心地の良いポートフォリオ
2018年年末の下落、2020年のコロナショックを経験し、ポートフォリオを変更してきました。
元々はインデックスファンドのみを保有していますが、米国高配当株に移行しコロナショックで全資産を預けてくれている妻の信頼のためにインデックスファンド等に帰還し、資産を守るポートフォリオを意識しています。
年間100万円以上となった高配当株やETFからの配当金・分配金はiDeCoやつみたてNISAに再投資され、自動資産形成マシーンが完成しています。
そんな中で相場が暴落すれば、余剰資金や債券を売却した資金で少しづつ買い増しを行う予定です。