主夫日記

30代女性正社員の平均年収の2倍を稼ぐ妻

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先日妻の源泉徴収票を見て少しびっくりしました。

2022年における妻の額面年収は720万円でした・・・
妻は時短勤務や育休明けなどでここ数年は変動が大きかったので、フルタイム勤務時の年収は知りませんでした。

妻曰く「普通でしょ?みんなこれくらい貰ってるよ?」みたいな炎上該当発言もありました・・・

本記事では女性正社員の年代別平均年収を調査し、30代女性の年収720万円が「どれほど少ないか」を妻に分かってもらうと同時に、この妻の「稼ぐ力」を活かしたわが家の戦略をご紹介します。

妻の経歴

妻は2012年に工学系の国立大学院卒業(修士)し、現在の会社に入社して10年目です。

妻の職歴

・2012年に新卒入社

・新卒時の年収は400~450万円

・2022年は入社10年目

・産休・育休を2回(合計2年間)取得済み

・時短勤務を4年間

しかも2022年は1月だけ時短勤務を取得しています。
そのため1年間フルタイム勤務だと年収は720万円より更に上がると思います・・・

この年収に残業代はほぼ含まれておりません。
妻の月平均残業時間は10時間以内です。

20代、30代、40代、50代女性正社員の平均年収は?

対象者:2021年9月~2022年8月に、dodaサービスに登録した20~65歳の男女
雇用形態:正社員
有効回答数:約56万件
※上記から女性のデータをピックアップして集計
※平均年収:手取りではなく支給額

出典「女性の転職・求人情報 Woman Career by doda」
女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別 【最新版】 |女性の転職・求人情報 ウーマン・キャリア (doda.jp)女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別

30代正社員の平均年収は435万円、女性に限定すると377万円です。
妻は女性平均の約2倍を稼いでいるということになりますね・・・
素晴らしいことですし、妻の努力の賜物ですね。

30代女性正社員の年収分布は?

出典「女性の転職・求人情報 Woman Career by doda」
女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別 【最新版】 |女性の転職・求人情報 ウーマン・キャリア (doda.jp)女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別

妻は700万円~800万円未満のゾーンに位置しておりますが、30代正社員で700万円以上稼ぐのは上位3%に該当します。

調査対象が女性正社員なので、パートや派遣の形態も含めれば、もっと少ないと思います。

40代女性正社員の年収分布は?

出典「女性の転職・求人情報 Woman Career by doda」
女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別 【最新版】 |女性の転職・求人情報 ウーマン・キャリア (doda.jp)女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別

30代と比べて高年収の割合が増加しています。
年収700万円以上は30代の3%→6.4%と2倍になっています。

一方で年収300万円未満の割合は30代と比較してほぼ変化がありません(25.2%→25.5%)

年収300~500万円の層もあまり変化がありませんので、30代→40代になっても年収が上がるという訳ではなさそうです。

全体(男女)の平均年収の伸びに比べて、30代以降の女性の平均年収の伸びは鈍化しているのが分かります。

出典「女性の転職・求人情報 Woman Career by doda」
女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別 【最新版】 |女性の転職・求人情報 ウーマン・キャリア (doda.jp)女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別より筆者作成

これからは女性の方が昇給・昇格しやすい?

妻は学歴も申し分なく、現在子育て中の女性社員で唯一のフルタイム勤務です。(他の子持ち女性社員は時短勤務)

わが家では年収の上がりやすい妻に「稼ぐ」役割を担ってもらい、筋力のある私が「育児」の役割を担っています。

社会的にも女性管理職の比率は少なく、国や経営層は女性管理職の増加を考えるでしょう。

今後は「少ない枠」を争う且つ「ライバルが多い」男性よりも、「多い枠」且つライバルが少ない女性の方が昇給・昇格しやすいと考えています。

私が主夫となり、妻の昇給・昇格を後押ししています。

男は大黒柱、女性は家事育児の固定観念を無くす

男性であれば一家の大黒柱となり、外で稼ぐというのが一般的な考え方です。
一方で女性は家事育児をメインにする。
現代においてはまだこの考え方が一般的です。

男性・女性共に結婚前はこのような固定観念に縛られている人は多いと思います。
男性でも家事育児する人は増えていますが、妻よりも多くやっている男性はまだ少ないでしょう。

私は結婚時から妻に家事育児の役割をあまり求めていませんでしたし、妻の「女性は家事育児」という固定観念を取り除こうとしていました。

今でも覚えていますが、第一子育休中の妻に「復帰する時に上司に『キャリアは諦めたくありません』と言葉にした方が良い」とアドバイスしました。

その後も妻は時短勤務でありながら、「将来のキャリアを考えている」アピールを上司にしてきました。

男性上司の子持ち女性への配慮はハラスメント防止の観点からより過剰になっています。
ですので、キャリアを考えてる女性はハッキリと上司に伝えた方が良いと思います。

女性が稼いでくれると男性は選択肢が拡がります。
男性が家事育児に積極的だと女性の選択肢も広がります。

共働きで世帯年収がアップすれば、金融資産を増やせます。
金融資産が増えれば、夫婦の選択肢はさらに広がります。

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