家計簿・資産運用

資産を守るポートフォリオに移行しました

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モーガン・ハウセルの著作「サイコロジー・オブ・マネー」を読んで一大決心をしました。
それはポートフォリオ(PF)の大幅な組み換えです。

今回の組み換えの目的は「どんな相場でも楽しく毎日を暮らせるポートフォリオを作成しよう」です。
言い換えるなら「資産を守るポートフォリオ」ですね。

ポートフォリオの組み換えは2023年1月17~18日に実行しました。

組み換え後のポートフォリオを公開

組み換え後のPFは以下のようになります。

変更点

①タバコ株(BTI,MO)の比率を下げた

②JEPIやQYLDの比率を下げた

③債券ETF(BND, TIP)を新規に組み入れた

④子ども資産をPFから除去した

大きな点は超高配当株であったBTI, MO, JEPI, QYLDを一部売却し、BND(米国債券ETF)とTIP(物価連動債券ETF)を新規購入し、キャッシュ比率も上げました。

超高配当株の比率を30%→20%に下げて、債券と現金に振り分けた感じです。

米国債券(BND、TIP)を組み込み、資産変動幅を抑える

BNDとTIPを保有することで総資産全体の変動を抑えることにしました。
またBNDの配当利回りも2.4%近くとなり、個人的には満足できる数字です。

相場下落時にはまず投資用現金でVYMやVIGを購入します。
下落が続けばBNDを売却し、追加でインデックスファンドやVYM、VIGを購入する予定です。

債券は資産変動幅を抑えつつ、市場暴落時には株式買い増し用の現金に変換予定です。

今回の米国債券購入に当たり新規ドル転はしておりません。
過去の1$=100~110円の時代にドル転したもの、ドル建ての配当金から資金を流用しています。
そのため為替については考慮しなくて良いので購入ハードルは小さかったです。

米ドルと円を多めに持ち、下落相場や為替に対応する

投資用現金は円建てとドル建ての2本柱です。
PFの約5~10%で維持しようと考えています。

この投資用現金で下落相場に対応し、為替の変動にも対応します。
円安円高どちらになってもダメージを少なくするという考え方です。

まさに資産を守るポートフォリオだと考えています。

効率重視ではなく感情(継続)重視のポートフォリオに

資産運用や投資の世界では「効率」という言葉がよく出てきます。
確かに正論だとは思うのですが、人間の多くは効率ではなく感情で動きます。

感情を無視して効率のみで資産運用すると、継続できない可能性があると考えています。

何より大事なのは「効率」ではなく「継続」です。

そのためには効率だけでなく、感情も考慮したPFにするべきだと考えました。

参考になった考えを紹介

最後に「サイコロジー・オブ・マネー」から印象に残った・参考になった言葉を紹介します。

「人はお金を扱う時におかしなことをする。しかしおかしな人は誰もいない・」

「現金の生み出すリターンは少ない。しかしその現金のおかげで株式市場に居続けられるのなら、その現金は結果として何倍ものリターンを生み出す。」

「別のゲームをしているプレーヤーから学んではいけない。」

サイコロジー・オブ・マネーから一部引用

特に別のゲームと言うのは短期トレードや入金力のある資産形成期の人達など、SNS界隈には大物が沢山います。

その人たちは違うゲームをしているのです。(短期利益やフォロワー数増やす・マネタイズなど)

そのような人達の意見は参考にせず、エンタメとして楽しむのが一番です。

私は今回のポートフォリオの組み換えで毎日穏やかな気分でいられます。
そして淡々と積立投資を継続しています。

今後もつみたてNISAやiDeCoで積立投資を継続しながら、2024年からの新NISAで特定口座からNISA口座への移管を進めていこうと思います。

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