今年から妻の口座で国内高配当株を購入しています。
理由は私名義の配当金が多くなると健康保険で妻の扶養を外れてしまうからです。
健康保険の扶養は所得税の扶養とは異なるので注意が必要です。
妻はこのことは一切知りませんが・・・w
所得税と社会保険の扶養の違い
所得税制の扶養は次の通りになっています。

年間の合計所得が48万円以下だと各種控除を受けることができます。
給与収入のみだと103万円以下となり、いわゆる103万円の壁というやつです。
社会保険の扶養とは「厚生年金」と「健康保険」に扶養の概念があります。
いずれも年収条件は130万円未満ですが、直近の3か月の収入が基本となります。
また健康保険は健康保険組合によっても扶養の条件が異なるので、確認が必要です。
私の場合は「開業届はOK」ですが、特定口座の配当収入も130万円以上はNGということです。
円安による配当金増のため扶養から外れそう
昨年からの円安により、この「年収130万円」に該当しそうなので、毎月分配型ETFは全て売却しました。
その代わりに妻の口座での買い増し・新規購入を進めています。
今後は私の口座ではなく、妻の口座での買い付けがほとんどになるでしょう。
私の口座(ドル→円)→妻の口座(円)に入金しているのですが、妻の口座でもドル転するとコスト負担が大きいので、国内高配当株を購入しています。
東京海上HD:300株
NTT:100株
三菱HCキャピタル:400株
丸紅:100株
合計で約160万円
私の口座での配当金は徐々に減らしていき、妻の口座での配当金を増やそうと考えています。
個人事業も考えると来年or再来年から扶養を外れる
今年は社会保険労務士として新規開業する予定です。
そうなると配当収入だけでなく、事業収入も入る(予定)なので、年収130万円を超えると思います。
そうなれば扶養から外れて国民年金の1号被保険者、国民健康保険に加入することになりますが、節税の幅は広がりますので、それも良いかと考えています。
妻の扶養となりもうすぐ2年が経ちます。
3~4年の扶養でそれなりに支出額を抑えることが出来ました。
来年・再来年からは扶養を外れると思いますが、iDeCo満額や各種節税対策で出費は抑えたいと考えています。
夫婦の資産分配・管理の適切な方法とは?
わが家の家計管理は私が全て管理しています。
結婚直後から私が全て管理して、倹約や投資を開始し、幸運にも30代前半でアッパーマス層→準富裕層と順調に資産形成することができました。
妻はいつでもマネーフォワードで家計簿や総資産を見ることはできますが、ほぼ興味がないようです。
わが家は完全夫婦同一財布であり、へそくりなども一切ありません。
欲しいものは家計のお金から全て捻出しています。
個人的にはその方法が最もお金を自由に使えず、お金が貯まる方法だと考えています。
使途不明金を0にすること、全てのお金の用途が見える化されている状態です。
家計管理については上記のような状態ですが、私名義と妻名義の口座残高は大きく違います。
私名義に投資資産が集中している状態です。
これは私が配当金などの管理がしやすいから、確定申告の手間を考えていたのが理由です。
また以前は正社員共働きでしたから。。
上記のように扶養から外れる、私にもしものことがあった時も面倒ですよね・・・
それにやはり夫婦完全同一財布なら、夫婦の資産残高も同じ額にしたいなと考えています。
夫婦の信頼関係はあるので妻はほとんど気にしていないようですが、やはり管理する側がしっかり考えて資産残高も合わせていこうかなと考えています。