現代社会において「コスパ良く生きる」とか「要領よく生きる」とかは必須のスキルとなりつつあります。
多くの人が「こういう風に生きないと損だ!」と考えているのではないでしょうか?
私はパパラッパーと名乗っている通り、ラップやヒップホップが好きです。
小学生の頃から国内外のラッパー達の多くの曲や生き方に触れてきて、この「コスパ良く生きる」とか「要領よく生きる」よりも大切な生き方があると考えるようになりました。
「コスパ良く生きる」に信念はあるか?
「コスパ良く生きる」のメリットとして柔軟な考えや選択肢をもって生きていけるということがあります。
対してデメリットは何が考えられますでしょうか?
個人的には「信念(哲学やポリシー)が無くなる」ということです。
コスパ良く生きる人生も比較的良い人生かもしれません。
しかし私は「コスパ良く」という概念に主観や信念の存在をあまり感じません。
やはり主観や信念なき人生に「今は」魅力を感じません。
この考え方は30代に入ってから考え始めました。
豊かに生きるために必要なものはコスパや要領ではない
この言葉に尽きると思います。
私は豊かな人生を過ごしたいと考えています。
そのためにはコスパ良くとか要領よくという考え方を排除しなければならないとさえ考えるようになりました。
大事なのは信念(自分だけの哲学)です。
その信念を守り、その信念を侵食してくる他事を排除することは大事な事です。
常に柔軟な選択肢を持つことも大事ですが、それは時として大切な信念やポリシーを侵食してきます。
コスパ良くとか要領良く生きた結果、信念が無くなっていたのでは、それは本当に豊かな人生になるのでしょうか?
自分の信念に基づき、大切なものを守り、自らのルールに沿って行動すること。
これが大事だと考えています。
ここにコスパとか要領よくという他者の価値観を取り入れてはダメな気がするのです。
男性育休や専業主夫も豊かに生きる手段
私は男性では珍しいことを経験しています。
結婚時の改姓、妻の地元に転居・転職、時短勤務や長期育休、そして専業主夫といった感じです。
よくセミリタイアやFIREを目的を達成するための手段と言っていますが、これらの経験も全て同じです。
私が豊かに生きるためには妻の存在が必須で、「妻を幸せにすること」も「豊かに生きること」に含まれているからです。
人はそれぞれに豊かな人生があり、それを達成する手段もまた無数にあり、その中でどういった価値観(信念)に基づいて、どの手段を選択していくか?
その選択の判断基準が「コスパ」とか「要領良く」になってしまってはいけないと思うのです。
しかし多くの人が「コスパ」とか「要領良く」人生を生きたいと考え、その考えが当たり前の時代になってきています。
大勢がコスパを意識するなら愚直はまた少数になります。
これからは何かを愚直に実行する人が人の心を動かし、活躍するのではないか?と私は考えています。
人生は1回しかない!コスパ良くとか考えるのは勿体ない!
それに当たり前のことですが、人生は1回しかありません。
みんなそれを忘れていませんか?
1回きりでいつ終わるか分からない人生です。
「コスパ良く」とか「要領よく」とか考えてるの勿体無いし、人生楽しみましょう!