投資を始めた頃には株価下落で資産が減ると不安な人もいるかと思います。
私も2018年、2020年と大きな下落を経験したので、その気持ちはよく分かります。
今回はそんな私がお勧めする相場下落時に相場が気にならなくなる方法をご紹介します。
①証券アプリやSNSを絶つ
②家計簿アプリ等を見ない
③インデックス投資本を読む
④投資可能な余剰資金を持たない(積立投資分を除く)
⑤「株価を気にする=ほかに悩みがない=幸せ」と考える
順番に解説していきます。
積立投資ならば余計な情報は不要である
前職の時、私が勧めて2019年秋からつみたてNISAをスタートした同僚が2人いました。
そして2020年2~3月にコロナショックが起こりました。
私はその2人に「株価が下がってますが、気にせず継続してくださいね!」と言うと、こう返ってきました。
「え?今株下がってるんですか?全然知らなかったです。」
こちとら毎日株価をチェックして、マネーフォワードを更新してるのに、この人達は全く気にしてない・・・
私はすかさず「何も聞かなかったことにして下さい。今のままで大丈夫です」と伝えました。
同僚はつみたてNISAしかしていなかったので、余計な情報は不要です。
「そのまま証券口座のIDとパスワードと入金だけ忘れないようにして下さい」とお伝えしました。
毎日株価の動向を気にしても全く意味ないことです。
特に積み立て投資をしている人にとっては不要な情報です。
大事なのは初心です。
初心は早くお金持ちになりたいという欲で忘れることが多々あります。
必要のない情報は遮断しましょう。
特にアプリを消すのは一番お勧めです。
私もかつてしたことがあります。
要は株価が簡単に見れない様にすれば良いのです。
しかし、どうしても株価が気になってしまう人は一定数います。
私もそうでした。1週間後にはわざわざ検索してましたww
そのようなあなたには次の方法がお勧めです。
投資を始めた時に読んだ本を再読する
初心に返ることは大事な事です。
そして初心はどこにあるか?
投資を始めた時に読んだ本を再読しましょう。
多くの人はインデックス投資本だと思います。
そこにはこう書いてあったはずです。
・積み立てを継続せよ
・投資時期を考えるな
・機械的にルール通りに行動せよ
・弱気相場こそ富の源泉
これらの初心を思い出し、この相場に向かいましょう。
余計な行動をしたくなる時ですが、グッとこらえて相場に居続け、淡々と積立投資を継続しましょう。
私もそうしています。
それでもだめなら次の禁断の一手です。
余剰資金を一括投資する
この目的は手元から余剰資金を無くすことです。
私は現在毎月の積み立て投資分の現金しか持っていないので、追加でのスポット投資ができません。
これまでの相場では常に暴落時用として余剰資金を用意していました。
この資金をいつ投入しようかとタイミングを窺っていました。
つまり毎日相場を気にしてたということです。
これらの資金があれば相場下落時の精神的安定効果は高いです。
しかし、相場はどうしても気になります。
今回初めて相場下落時に余剰資金を持っていない状況ですが、全く下落が気になりませんww
できることは何もないですからね。
毎月のつみたてNISAとiDeCoを継続するだけです。
これは下落耐性がある程度ないと精神的にきつくなるので、あまりお勧めしませんが、「やれることがない」ので、「気にしてもしょうがないや」という考え方にはなりやすいです。
株価が気になる=幸せであることに気付こう
株価が気になるあなたは幸せ者です。
だって他に悩むことがないのですから。
「私は株価を気にするくらいしか悩みがないなんて最高に幸せだ」と考えてみましょう。
あなたの大切な人が苦しんでいたら、株価のことを気にしていることはないでしょう。
株価で悩むということは私たちが幸せだということを教えてくれます。
そのように幸せな状態に感謝しつつ、インデクス投資本で学んだ基本をベースに初心で挑みましょう。
このような相場では投資歴が浅い方が基本に忠実で、玄人より結果的に利益が大きくなることが多いです。
歴史がそれを証明しています。
円安・株価に気を取られつつも、その影響を最小限に食い止め、幸せを感じながら積み立てを継続すればそれで良いのです。
それで損をしても、おそらく後悔はとても少ないと思いますよ。
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