本記事では保険加入する時の考え方とコスパの良い入り方を紹介します。
保険契約までには3ステップありますが、誰でもできます。
本記事が保険の見直しや新規契約に悩む方の参考になれば幸いです。
保険を契約(変更)する適切なタイミングは?
「就職したら保険に入る」
「結婚したら保険を見直す」
「子どもが生まれたら保険を見直す」
「老後に備えて保険に入る」
巷では色々言われますが、全て間違いです。
保険は必要な時に入るのです。
決してライフイベントなどの人生の節目で契約・変更するものではありません。
保険を契約(変更)するタイミングは「保険が必要になった時」だけです。
STEP1-1:今後の人生で起こりうる事故・事象を考える
まず生命保険・医療保険・がん保険・火災保険・自動車保険など保険には様々な種類があります。
STEP1の前半で「今後起こりうる事故や事象を考えること」が大切です。
例を挙げると・・
・病気やけがで入院費用・治療費がかかる
・病気やけがで働けなくなる(重い障害)
・病気やけがでで死亡する
・配偶者が病気やけがで入院・就労不可・死亡する
・家や家財が火災で焼失
・家が家財が地震で壊れる
・その他災害で家や家財が壊れる
・自動車(自転車)事故で相手をケガ・死亡させる
・自動車事故で物を壊す
・親の介護や子どもの不登校で働けなくなる
・会社が倒産する・リストラされる・左遷させれる
・給与収入が極端に減る
etc
挙げればキリがないかもしれませんが、考えれることは考えておくとよいでしょう。
上記の例だけでも十分かもしれませんが・・
STEP1-2:保険で備えたい事故・事象を絞り込む
STEP1-1で考えた事故・事象について「保険で備える事故・事象」を絞り込みます。
保険ではなく貯蓄で備えれる事故・事象も沢山あります。
保険で備える事故は基本的に発生する確率は低いけど、発生した場合に家計が破綻する事故や事象です。
例を挙げてみます。
・病気やけがで入院費用・治療費がかかる
・病気やけがで働けなくなる(重い障害)
・死亡する
・配偶者が病気やけがで入院・就労不可・死亡する
・家や家財が火災で焼失
・家が家財が地震で壊れる
・その他災害で家や家財が壊れる
・自動車(自転車)事故で相手をケガ・死亡させる
・自動車事故で物を壊す
・親の介護や子どもの不登校で働けなくなる
・会社が倒産する・リストラされる・左遷させれる
・給与収入が極端に減る
etc
保険で備えたい事故や事象は自分(配偶者)が死亡や重い障害を抱えた時です。
特に子どもが小さい家族持ちであり、家計の大黒柱である場合は補償が必要です。
また自分が起こした事故などで相手をケガや死亡させた場合も莫大な補償費が必要になりますので、保険で備えた方が良いですね。
火事などの自然災害で家が消失するリスクがありますが、賃貸なら住み替え(部屋の修繕は必要な場合アリ)、持ち家の場合はどうするかは懸念事項です。
個人的には余裕があれば、病気やケガで働けなくなるリスクについても保険で備えても良いかなと考えています。
STEP2:必要な補償額を決める
現在の生活費、将来的に予想される教育費などの出費をざっくり考え、どの程度の補償額が必要かを考えます。
例えば生活費が毎月30万円で正社員の夫(手取り20万円)、パート勤務の妻(手取り10万円)、子ども1~2人の家族で夫が死亡や働けなくなった場合に必要な補償額はいくらでしょうか?
夫の手取りと同じ20万円という場合もあれば、少なめの15万円程度で良いとか、夫が障害を抱え介護が必要になるから30万円欲しいという人もいるでしょう。
家計との相談になりますが、どの程度の補償が必要か?を毎月の生活費や将来の教育費などを踏まえて決める必要があります。
STEP3:無料相談や保険代理店を利用する
STEP1で「保険で備えたい事故・事象」が決まり、STEP2で「必要な補償額」が決まれば、あとは「保険代理店やオンライン無料相談を利用する」だけです。
これがSTEP3になります。
オンライン無料相談や代理店で聞くことは2つだけです。
①STEP1で考えた「保険で備えたい事故・事象」に対しての公的な補償(障害年金。遺族年金等)はどの程度あるか?
②STEP2で考えた「必要補償額」ー①の公的補償=必要補償残額(保険で備えるべき補償額)を算出し、どの保険会社の保険料が安いか調べてもらう。
保険代理店やオンライン相談では公的補償額のシミュレーションや同一条件でどの保険会社が最も安い保険料で契約できるかに使うと非常に効率的です。
これらは自分で調べるよりも圧倒的に早く算出・調査してくれます。
保険代理店やオンライン相談は使い方を間違えなければ非常に有用な時短ツールです。
STEP3で一番安い保険料で契約できる保険会社をそのまま契約しても、問題ないかと思います。
保険貧乏にならないために
保険を掛け過ぎて、ボーナスが保険料支払いに消える人を何人も見てきました。
数十万円単位の保険料を毎年支払い、貯蓄ができないと嘆いていました。
保険は「もしもの時」の備えです。
日常が危ないのに「もしもの時」を考えるのは愚の骨頂だと思います。
まずは日常(家計)を改善し、最低限の備え(保険)にした方が良いでしょう。
保険で備えたい事象・事故は沢山あります。
しかし全てに保険で備えては効率が悪すぎます。
起こる確率は低いが、起こった時のダメージが甚大なものだけにまずは保険をかけましょう。