日本ではあまり浸透していない寄付ですが、わが家も2021年からスタートしています。
アメリカ人は節税もあると思いますが、年間収入の10%程度寄付しているそうです。
しかも年収の大小に関係ないそうです。
私達夫婦は寄付を通じた支援だけでなく、寄付先に「感謝やお礼」も伝えていけたら良いなと考えています。
これまで子どもと一緒にボランティア活動に参加するという考えもありましたが、ロルフ・ドべリ著の「Think Clearly」を読んで考え方が少し変わりました。
「ボランティア活動の浅はかな考え」の紹介と私達夫婦が行っている寄付行動について紹介します。
ボランティアの浅はかな考え
「Think Clearly」では以下のように記されていました。
ボランティア活動は職人の仕事を奪う可能性がある。
ボランティア活動は奉仕の精神ではなく、自分のためである。
お金の寄付が最も良い。
Think Clearlyより
自分よりも影響力が大きいまたは技術的に優れている専門家を金銭的支援することは、自分が行動するよりも何倍もの効果があります。
自分でボランティアなどをすることも素晴らしいことだと思いますが、より優れている専門家達に寄付する方が効果的なお金の使い方になります。
ボランティア活動で植林したり、井戸を作ったりすることが悪いわけではありません。
あなたがボランティア活動に費やす時間を得意分野でお金を稼ぐ時間に変え、それを職人に金銭的寄付した方が、職人はあなたよりも多くの木を植えることができ、とても早く井戸を作れて効果的だという話です。
そしてあなたがボランティア活動することで職人の仕事を奪うことにもなるのです。
あなたはあなたの時間を使うのではなく、あなたのお金を使って支援した方がはるかに効果的でWIN-WINの関係を築きやすいです。
寄付先の紹介
わが家は現在2つの団体に寄付(寄付行動含む)をしています。
ひとり親家庭の貧困支援する団体「グッドネーバーズ・ジャパン(NPO法人)」で、月3000円です。
これは妻と相談して決めた寄付先です。ひとり親家庭の貧困は社会問題ですから、小さい金額ですがスタートしています。
困窮するひとり親家庭に食品の贈り物を|認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン (gnjp.org)
2つ目は「パパ育コミュ」という育休取得したパパや育児に熱心なパパがゆるく繋がっているパパコミュニティへの寄付が月500円。
私も所属してますが、皆さん本当に育児に熱心でパートナーとの関係も良好な人が多いです。男性育休や男性も育児と仕事を両立しやすくするため、色んな活動をしています。
パパ育コミュ | 子育てパパが集う場所 (papaiku.jp)
子ども達がお世話になった保育園や学校に寄付したい
現在は上記の寄付内容ですが、今後支援したい団体や問題があれば、随時寄付していくと思います。
現在考えているのは子ども達が通った保育園、学校などに子ども達が卒業後に寄付することです。
これは地域社会への貢献とお礼・感謝という意味合いの寄付となります。
子ども達が在園・在校中はちょっとしにくいので、卒業後にと考えています。
金額は未定ですが、年間数万円~10万円程度の寄付をしたいと妄想しています。
ちょっとした設備や備品などの足しになれば幸いです。
ボランティア活動よりも寄付をしよう!
現在の個人的な考えです。
寄付の方が効率的なお金と時間の使い方だと思っています。
それに「ボランティア活動が職人の仕事を奪う」というのは結構なパワーワードですよね・・・
今後も寄付活動を継続しているよう、生活レベルの維持や配当金を増やしていきたいです。