息子が音楽教室に通い始め、ピアノの演奏にハマっています。
そこで2万円弱の卓上キーボードを購入したのですが、個人的には「安いなあ」と考えていました。
キーボードの価格帯は8千円~5万円でしたが、わが家は2万円弱を選択したのです。
そのため安いと感じるのは普通の反応かもしれません。
しかし、これが玩具だったらどうでしょうか?
例えばハマって1ヶ月のアニメのキャラクターの玩具に2万円弱を支払う親が一体どれくらいいるでしょうか?
個人的には玩具であれば、この2万円と言う支出は「めっちゃ高いな!」が感想になると思います。
その投資は教育か遊びか?
恐らくキーボードは教育投資に含まれると思います。
対して玩具はあまり教育投資とは言えません・・・
言葉の話せない0~2歳ならいざ知らず、自分の欲しいものを明確に主張できる6歳ですからね。
欲しい玩具は知育玩具とは程遠いものばかりです。
それが悪いとは微塵も思っていません。
私自身は子どもに対して必要なのは「遊び」であると考えています。
「今」の「教育」と「遊び」のどちらが将来の息子のためになるか?
そんな高尚なことは分かりません。
しかし無意識に「教育の方が効果がある(可能性が高い)」と考えているのも事実でしょう。
おそらくこちらの方が一般的な意見だと思います。
非認知能力を伸ばすには幼児期の遊びが必要不可欠
将来の成功は認知能力(IQや学力)ではなく、非認知能力(GRITやコミュニケーション能力)の方が影響が大きいと言われています。
そして非認知能力を伸ばすには幼児期の遊びが重要だとも言われています。
私もこのような考えに影響されて、セミリタイアして保育園の時間を短くし、平日夕方に好きな遊びをする時間を作っています。
毎日「どこで、何を、誰と遊ぶのが楽しそうか?」を子ども自身が考えている訳ですからね。
親ですから、子どもに将来成功して欲しい(将来困らないよう)と思うのは当然です。
しかしこの思考こそ排除すべきだと考えることもあります。
おそらく最初の同じ2万円でもキーボードと玩具で価値が変わったように考えるのは、私がこのような思考をしているからだと思っています。
「健康で笑顔で好きなように生きて行って欲しい」
これが私の望むことです。
しかし私達は子どもに多くのことを無意識に求めているのかもしれません・・・
子育てをしていて思うのですが、もっと純粋に余計なことを考えずに、今を楽しむ力が自分には必要だなと思うのです。