男性の育休が広がりつつあります。
男性育休取得率は17%を超えました。
今後もこのトレンドは継続していくと思います。
男性の家庭進出が進めば、育児と仕事の両立問題が発生し、女性と同様に多くの男性も働き方に悩み・葛藤すると思います。
すでに多くの育休パパが復帰後の働き方等に悩んでいます。
私もこの問題に悩んできましたが、1つの打開策を考えていますので、ご紹介します。
自分の力だけで育児と仕事の両立を考えてはいけない
多くの男性(女性もですが)は自分の力だけで育児と仕事を両立させようと考えてしまいがちです。
頑張る理由は人それぞれです。
・配偶者の負担を減らすために頑張る
・同僚に負担をかけないように頑張る
・これらからの後輩のためのロールモデルになる
ただ育児はハードで仕事もハードですよね。
「根性と気合」だけではすぐに破綻してしまいます。
破綻を防ぐには男性(女性)だけで育児と仕事の両立を考えないことが大事です。
チームで育児と仕事を両立させることを考えましょう。
または長期的視点での両立を考えるべきだと思います。
この長期的視点については次章で詳しく説明します。
夫婦もしくはチームで長期的に育児とキャリアを考える
私は夫婦またはチームで育児とキャリアを考えることをオススメしてます。
私はこの考え方に至り、少し楽になりました。
夫婦が互いに育児と仕事を両立するのではなく、夫婦で長期的に両立することを目指しています。
夫が数年間仕事メインで、妻が育児メインでサポートして、その後に役割(仕事メイン・育児メイン)をチェンジするという感じです。
「今ココ」という時点での両立ではなく、長い期間での両立を考えるのはどうでしょうか?
そうすれば夫婦共に育児とキャリアの両立も可能ではないかと考えています。
この方法を取るためには夫婦もしくはチームで育児を行うことが大前提です。
このチームを作ることができれば、あとはキャリアを長期的にどう構築していくかの話し合いです。
育児におけるチームの構築はキャリアとの両立において必須になると考えています。
主婦(主夫)もOKであり、明確な役割分担もアリ
わが家は明確な役割分担をしています。
夫である私が家事育児をメインで担当し、妻がお金やキャリアをメインにしています。
これも夫婦で両立の形です。
さらに妻の両親にもサポートしてもらえる体制もあるので、チーム育児が完成しています。
数年後に私の個人事業が軌道に乗り、お金を稼げるようになれば、役割を交代することも可能です。
人生100年時代です。
そのうち子供に本当に手がかかる期間は10年程度だとすれば、この時期は仕事をセーブしても長い目で見たら取り返せるのではないか?と考えて、このような方策を取っています。
大事なのは家事育児メインの役割でもキャリアについて常に考え・行動していることです。
そうでなければ両立は難しいですよね。
そもそも育児と仕事の両立は可能か?
・仕事と育児の両立は夫婦またはチームで考える
・長期的視点で両立を考える
・「今しかできないこと」=育児に注力もアリ
育児と仕事の両立は非常に難しいです。
1日は24時間しかありませんが、子どもが増えても、使える時間は増えません。
私は睡眠時間、育児時間、家事時間、仕事時間、自由時間のどれを減らすかを考えてきました。
正直、自由時間は元より存在しません(笑)
睡眠時間、育児時間も減らしたくなかったです。(むしろ増やしたい!)
家事時間も効率化・外注(両親のサポート)してきました。
削れるものは仕事時間しかありません。
そうなんです!
育児時間を増やそうと思えば、仕事時間が減ります。
仕事時間を増やそうと思えば、睡眠か育児時間が減るのです。
これが単独での両立が不可能だと考えた理由です。
夫婦がメインの役割(育児・仕事)を交互に入れ替えて、長期時間軸で見たら育児と仕事(キャリア)を両立できている。
これしか答えがないと現段階では考えています。
ただ、これには夫婦の信頼関係と高度なレベルで補完できることが条件です。
私は「それぞれの自立の上にある共依存関係」が最も良い夫婦関係だと考えています。
仕事と育児の両立は難しい問題ですので、一人の力では限界があり、夫婦やチームで乗り越えるべき課題だと思います。