「専業主婦」がSNS上で度々炎上しています。
「この共働き時代に何言ってるの?」みたいな発言が多くありますが、「専業主婦は年収1200万円に相当する」はさすがに言い過ぎでしょう笑
しかし子育て世帯の多くが共働きで疲弊しているのも事実です。
夫婦共に仕事が好きというパターンもあるかと思いますが、片働きではお金が足りず、やむなく共働きを選択する家庭の方が一般的でしょう。
不労所得を作り出すと選択肢が拡がる
わが家は現在正社員の妻と個人事業主の私の共働きですが、私は非常に自由度が高く、その分収入も少ない(というかゼロ)なので、ほぼ専業主夫状態です。
しかし収入が無いわけではなく、株やETFからの配当金・分配金があります。
金額は年間100~150万円です。
つまり正社員の妻と専業主夫の私、そしてパート収入レベルの金融資産があるわけです。
収入は共働き並を維持しつつ、仕事・家事・育児の負担は共働き時代よりお互いに少なくできています。
私はほぼ専業主夫状態ですが、個人事業主なので、子どもは保育園に預けることも出来ていますし、義両親も近くに住んでおり、家事協力が得られています。
妻は仕事時間が増えましたが、家事育児負担は減っています。
夫婦共働きで収入を増やし、倹約により金融資産を増やして配当金を増やす。
その増えた配当金に収入の一部を稼いでもらい、子育て期間は働く時間を抑えることを考えて実行しました。
このようにお金の問題をある程度解決すると、選択肢は拡がります。
そのため早期の資産形成はかなり大事だと思っています。
お金がないなら生涯現役を見据える
私は子育て期間に子どもとの時間を多めに過ごしつつも、生涯現役を見据え準備もしています。
生涯現役の理由は経済的自立を捨てていること、適度な仕事は肉体的・精神的に良い影響を与えると考えているからです。
私自身は社会保険労務士の資格を取得、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格と合わせて、育児後のキャリアを描いています。
今後もNISAやiDeCoの既存制度は勿論、2024年からスタートする新NISA制度で、金融資産から得られる収入を増やすことが可能となります。
共働きで仕事家事育児に疲弊する時代は資産運用の一般化で終わりを告げるかもしれないとも考えています。
選択肢を多くするだけでなく、どんどん選択していこう
ただ資産を築き、不労所得を増やしても「やりたいこと」や「興味関心のあること」がないと選択は出来ません。
真に大事なのは選択肢を多く持つことではなく、「選択肢の中から何を選択するか?」を決断することです。
選択には後悔や反省が付き物です。
それ故に早めに選択して、後からリカバリーする時間も確保するという意味では20代や30代で人生の大きな決断をするのも良い事だと考えています。