家計簿・資産運用

【高配当株】上昇相場に取り残される覚悟はできてる?

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高配当株が再びブームになっていましたが、最近は微妙ですね・・・

投資ブームは少し前はオルカンで、その前はレバナスでした。
レバナスの前はハイテク株や仮想通貨ですね。

その前に流行っていたのが米国高配当・連続増配株です。
米国高配当株の前は国際分散インデックスファンドです。

歴史は繰り返しますね。
そして高配当株が上昇相場に取り残されるのも、また既視感があります・・・

高配当株投資の歴史 2018年~コロナショックまでを振り返る

私は2018年に本格的に米国個別株投資を始めました。
高配当+連続増配株でした。

当時米国株ブロガーのバフェット太郎さんやたぱぞうさんの影響で結構流行ってました。

しかしながら、2019年~2020年までの上昇相場、コロナショックでの高配当株の弱さ+ハイテク株の強さを経験しました。

それ以前は「高配当株は株価上昇ではなく、下落時に強い」と言われていましたが、コロナショックでは全く該当せず・・・

コロナショックは私が想定していた金融危機や不況などとは全く違う未知のウイルスによる暴落でした。

不況に強い高配当株だが、ウイルスや戦争には??

私が投資していた高配当株はインフラや生活必需品のように不況でも業績に影響が少ない言われていた銘柄達でした。

しかしながら不況ではない”全く違う何か”に対しては強くなかったのです。

対してハイテク株は不況に弱いと言われていましたが、新型コロナのような未知のウイルスにはめっぽう強かったわけです。

このようにコロナショックでは不況や金融危機以外の下落・暴落の可能性があると学びました。

それまでの下落相場といえば、ITバブルやリーマンショック、世界大恐慌が一般的でした。

今後も”全く違う何か”が到来する可能性もゼロではありません。
全てに対応する個別銘柄など無いのです。

私はコロナショックで自分の想定の甘さを知り、タバコ株以外の個別株投資が止めて、インデックス投資の比率を急激に高めました。

下落相場も辛いが、上昇相場に取り残されるのも辛い

コロナショック後の上昇相場はすさまじいものでした。
全ての銘柄(ハイテク株、高配当株)が値上がりしてました。

しかし、2018年~2020年はそうではありませんでした。
2018年はS&P500の年間リターンがマイナスの年でしたが、2019年1~3月でかなり上昇しています。
その後もハイテク株の上昇が続きました。

高配当株投資家はその上昇を見るだけしかなく、他の人の爆益報告を見るだけでした。

そして迎えたコロナショックでも下落するのは高配当株ばかり・・・

下落相場に強いと言われていた高配当株神話が崩れた時でした。
しかし、あの時しっかりとホールドしていた人はしっかり利益が取れていると思います。

下落相場も辛かったですが、下落相場はまだ乗り換えができます。
損益通算もできます。

しかし上昇相場は何もできることはありませんでした。
「ハイテク株はすでに割高」という言葉で自分を我慢させてる間に、もはや手が出せない領域まで上昇していきました・・・

ポートフォリオのコアはインデックス投資が良い

個人的には上記のように不況だけでなく、全く未知数の何かが来る可能性があるのだから、コア部分は「全てを買うインデックスファンド」が良いと考えています。

S&P500、全米株式、全世界株式インデックスファンドのどれかで良いと考えています。
「米国が壊滅的=全世界株式の6~7割壊滅」なのでオルカンも米国も同じと考えています。

未来は予測できないから全部買う。
そして平均的なリターンを得る。
リターンの少なさは入金力で補う。

これが再現性の高く、効率的な資産運用の一般的方法だと思います。

それに私はインデックスファンドのリターンを超えた年は一度もありません(笑)

それでも高配当株をお勧めする理由

私は現在ポートフォリオの約50%は高配当株が占めています。
VYM(米国高配当株ETF)、タバコ株(MO、BTI)、国内高配当株です。
メインはVYMにしています。

配当金は税引き前で約150万円です。
私はこの配当金を高配当株に再投資しているわけではありません。

基本的にはインデックスファンド+非課税枠優先ということで、つみたてNISAやジュニアNISA、iDeCoの投資資金に充てています。

高配当株の配当金でインデックスファンドに再投資しているわけです。

子どもの教育費にお金がかかってきたら、この配当金は子どもの教育への再投資に回します。

収入が減れば、生活費の補填にもなります。

このように配当金は汎用性が高いのです。
またセミリタイアにも非常に強い味方になります。

個人的にお勧めのポートフォリオ

お勧めのポートフォリオ

①インデックスファンド:高配当株=50:50

②インデックスファンド:超高配当株=70:30

私は①インデックスファンド:高配当株の比率が50:50になるような目標PFを目指していました。
インデックスファンドはVTIやVOOなどの米国株式インデックスがメインですが、VIG(米国増配)も取り入れています。

高配当株のメインはVYMとタバコ株です。
今後はVYMを買い増しし、タバコ株の比率を減らしたいと考えています。

タバコ株も配当利回りが7~10%あるので、高配当株というよりは超高配当株ですが、QYLDのようなETFを組み入れるなら、10%前後が良いと思います。

配当はやはり継続性と安定性が大事だと考えています。

インデックスファンドで相場上昇の恩恵を受けながら、高配当株で配当金も受け取るポートフォリオは本当にお勧めです。

ただ資産が余り大きくない場合は配当金の効果が少ないので、インデックスファンド多めで良い気がしますね。

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