家計簿・資産運用

30代前半でセミリタイアした主夫が実践するお金の貯まる家計管理方法

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本記事では夫婦の家計管理方法についてメリット・デメリットを紹介しながら、一番お金が貯まりやすい家計管理の方法を紹介したいと思います。

夫婦の家計管理方法は3種類ですが、私は完全共同財布が一番貯まると思っています。
しかも「お小遣い制」にも反対です。

実は自由を無くすことが最もお金が貯まる方法なのです。

夫婦の家計管理方法は3種類

家計管理の方法3種類

①夫婦別財布

②家計の共同財布+夫婦別財布

③夫婦共同財布のみ

③夫婦共同財布のみが一番お金が貯まります
各管理方法のメリット・デメリットを比較しながら、その理由を解説していきます。

夫婦別財布のみのメリット・デメリット

メリット

・自分の自由にお金が使いやすい
・相手にお金の使い道がバレにくい
・相手に自分の収入を教えなくてもよい

デメリット

・使途不明金が多くなりやすい
・お金を使いやすいので、支出が増えやすい
・生活費の負担などでモメやすい
・収入に変化があった時に対応しにくい

完全別財布の利点は自分のお金の使い道は自由だ!という一点のみです。
それ以外は正直存在しません。

夫婦がずっと同じ収入をキープできれば良いのですが、どちらかの収入がガクッと下がったときに対応しにくいという点は問題だとと思います。
間違いなく夫婦喧嘩の火種となるでしょう。

またお金が貯まりにくいのが別財布の特徴だと思います。
どうしても「自由なお金」があって、「相手に使い道がバレない状態」だと、自制する方が難しいと思います。

共同財布+別財布の組み合わせのメリット・デメリット

この管理方法採用している共働き家庭多い気がします。
別財布から家計の共同財布にお金を入れ、住宅費・生活費・教育費などはその共同財布でやりくりします。
そして共同財布に入れなくても良い余ったお金は別財布で管理し、自由に使えるという管理方法ですね。

メリット

・制限あるが、自由にお金が使いやすい
・別財布のお金の使い道がバレにくい
・生活費の負担でモメにくい
・収入に変化があっても、対応しやすい
・使途不明金が減らせる

デメリット

・別財布のお金は使いやすいので、支出が増えやすい
・共同財布から貯金を設定しないとお金が貯まりにくい

この管理方法は完全別財布のデメリットを共同財布を設けることで解消している点が特徴です。
ただし、別財布の使い道に制限はないし、共同財布から貯金を設定しないとお金が貯まりにくいです。
夫婦でモメにくいけど、お金が貯まるかは別問題です。

パパラッパー

そこまでして別財布って作りたいものなの??

夫婦別財布を作るとお金が貯まりにくい理由

支出にはNEEDSとWANTSの2種類あると言われています。
①NEEDS:どうしても必要なもの
②WANTS:必要ないが、あれば嬉しいもの、欲しいもの

節約や支出を抑える時に考えたいことは「WANTSを減らせ!」です。
無くても困らないけど、「あったら便利!」とか「これ欲しいなぁ~」というものをどれだけ減らせるかが大事です。

別財布で使い道が制限されていないと、どうしてもWANTSの支出が増えてしまいます。
家計のお金だとチェック機能が働いてWANTSの支出が減ります。

「家計簿つけてるのにお金が貯まらない」という人は購入リストを作って、それがNEEDSなのかWANTSなのか分類していくことをオススメします。

完全共同財布のメリット・デメリット

我が家の管理方法はこれに該当します。

夫婦で個別の財布やへそくりなども存在しません
一昔前の家計管理の主流でしたが、共働きでは絶大な貯蓄効果を発揮すると個人的には思ってます。

メリット

・使途不明金が減らせる
・生活費の負担でモメない(負担の概念がない)
・収入に変化があっても、対応しやすい
・全てのお金の流れが「見える化」しやすい

デメリット

・自由にお金を使いにくい

個人的にお金が一番貯まるのはこの「完全夫婦共同財布」だと思います。
理由は「使途不明金が減らせる」+「自由にお金を使いづらい」からです。
3つの家計管理方法の中で最も支出を抑えやすいです。

家計のお金の流れが全て「見える化」できるので、管理しやすいのも特徴ですね。

自分だけのお金が存在しません
趣味に使うお金もすべて家計のお金から支出され、相手に使い道はバレバレとなります。
どうですか?
これで「どうしても欲しいもの」以外は買うのを躊躇することができます。

夫婦共同財布は夫婦の信頼関係が必須

実は私も妻も元々浪費家タイプでした。
初めから夫婦共同財布に無抵抗だったわけではありません。

わが家の家計管理は結婚後にお金の勉強に目覚めた私が家計をマネーフォワードで一括管理しています。

妻の購入履歴もアプリに反映されるので、私は費目別に管理するために「これは何を買ったの?」と妻に逐一聞いていました。
妻は逐一報告するのが面倒で、モノを買わくなっていきました(笑)

私も妻に言う手前、衝動的な購入が減り、「本当に欲しいモノかどうか考える」癖がつきました。
最初は相手への遠慮からモノを買うのを控えていましたが、その後は「これは本当に必要か?」と考えるようになりました。

今では「パートナーが稼いだ大切なお金を使うのだから」という意識もあります。
こういう意識を持てれば、自ずとWANTSが減り、支出が減ってお金が貯まりやすくなります。



本当に欲しいものは自由に家計のお金を使えばいいし、相手の支出も信頼しています。
共同財布であっても、お金の使い道で喧嘩になることはありません。
自由が制限されているとも感じません。

一番お金が貯まる夫婦の家計管理は完全共同財布です。

お金の流れが「見える化」できて、管理もしやすい。
WANTSの支出を減らしやすく、お金が貯まりやすい。
夫婦で同じような意識が身に付きやすい

ただし管理方法を変えても、夫婦の信頼関係がないとうまくいかない可能性もあります
何事においても夫婦の信頼関係は大事かと思います。

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