「妻の愚痴を聴く」
これは一般家庭で多く行われていることだと思います。
わが家も同様であり、セミリタイア前は子ども達が夜寝てから会社の愚痴を1時間以上聞くことはザラでした。
社労士試験の勉強中でも始まる妻の愚痴に耳を傾けてきたのも、優先順位が妻>>>社労士試験だからです(笑)
しかしセミリタイア主夫になってから、妻の愚痴をリアルタイムで消化できるようになりました。
これは夫婦共に非常にメリットが大きいと感じています。
セミリタイア主夫は機嫌が悪くならない
まず私は「機嫌が悪い」という状態になりません。
仕事している時もそうでしたが、アドラー心理学の「課題の分離」を用いているので、他人の言動に影響を受けないのです。
そしてセミリタイアしてからは人付き合いも近所付き合いと家族しかないので、対人関係の悩みと言うのは存在しておりません。
妻の愚痴(怒り)は夜まで右肩上がり
夜に妻の愚痴を聴くのが一般的だと思いますが、それはデメリットが沢山あります。
①妻の機嫌が悪いまま夜まで過ごすことになる
例えば午前中の仕事で何かあった時に愚痴を聴いてもらうまで、機嫌が悪い可能性があると言うことです。
昼休みに電話やLINEで多少のクッションを挟んでも、時間の経過とともに余計な考えを巡らせてしまうケースが良くあります。
そして帰宅後も機嫌が悪く、私が辛く当たられるというとがしばしばあります・・・
②時間がかかり過ぎて、感情に流された行動を取ってしまう
そして愚痴を聴くまでに時間がかかりすぎると、その間に感情に流されて行動したり、怒りを増幅させてしまうこともありますね。
こういうことが多くの家庭で起こっているのではないでしょうか?
え?うちだけ??
セミリタイア主夫はリアルタイムかつ対面で愚痴を聴ける
最近は週3回ほど昼休みに妻の会社近くで、直接会って愚痴を聴いたりしています。
ほぼリアルタイムでストレス→愚痴で発散が可能であり、午後への良い切り替えにもなります。
第3者の客観的意見が加わることで冷静にもなれますしね。
そして夜の愚痴や機嫌の悪さが半減しますし、こちらも事情を把握した状態で話を聴くことができます。(これは非常に大きい)
結果的に自分時間に余裕ができるし、妻も愚痴タイムが減り、自分時間が増えることで精神的安定にも更なるプラス効果が望めます。
妻の愚痴を聴くのは面倒だという人へ・・・
「愚痴を聴いてもらわなくても構わない」というパートナーなら良いでしょう。
しかしわが家の妻は違います。
妻の愚痴を聴くことで「妻の精神が安定」→「妻がもっとチャレンジできる」→「妻がもっと幸福になるチャンスが増える」
私はこのように考えています。
自分の負担が大きい、自分の時間が減るのは辛いことも分かりますが、パートナーの幸福のためなら頑張れませんかね?
というか頑張れないのなら「そこに愛はあるんか?」状態だと思うのですよね。
当ブログでは何度も触れていますが、夫婦円満の秘訣は
「相手が自分に何をしてくれるか?」ではなく、「自分が相手のために何ができるか?」だと考えています。
妻がもっと幸福になれば、自分ももっと幸福になれると私は考えています。
当然、愚痴を聴くだけでなく、「これからどうするのか?」を妻と一緒に考えます。
そして妻自身でその壁を乗り越える手助けをしているつもりです。
それでもその壁を乗り越えるかどうかを決めるのは妻であり、私は妻を勇気づけるしかできません。
これからも出来る限りの愚痴を聴いて、妻を勇気づけ、妻と子ども達と幸福で豊かな人生を送れるように努力したいと考えています。