セミリタイアの方法

セミリタイア生活の理想と現実

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セミリタイアしてゆっくり暮らしたい
リタイアしてストレスフリーで働きたい

そんな憧れのリタイア生活ですが、私が2年以上経験して思うのは「ものすごく暇」ということです。

やはり「熱中できる趣味」、「チャレンジしたい分野」、「どうしても貢献したい事」などが無いと充実した(セミ)リタイア生活を送るのは難しいと感じています。

本記事ではリタイア生活の理想と現実について、体験談を基に紹介しています。

リタイア後は趣味に熱中したい

私には熱中できるような趣味はありませんが、熱中できる趣味って毎日しても飽きないものなんでしょうか?

個人的な経験として退職前に興味を持っていた分野・チャレンジしたい分野への興味関心が退職後の現在は薄れている感覚があります。

これは退職前の状況から逃れるための興味関心だったのか、それとも時間に余裕があって後回しするようになったのか分かりませんが、そのような体験をしました。

この体験から、
「限られた時間で好きなことをやる」充実度「余りある時間で好きなことをやる」充実度異なると考えています。

リタイア前に熱中していた趣味も限られた時間でのメリハリが効いた状態かもしれません。
リタイア後はいつでもその趣味の時間を取れますから、案外リタイア前に比べて熱中できなくなる可能性があると思います。

リタイア後はチャレンジしたい分野を仕事にしたい

私は「お金に関する事」や「働き方や男性育休」についてはとても興味のあるジャンルでした。

しかし退職後はこれらのことへの興味関心が薄れました。

やはり退職前の状況を変えたいがために、「自分はお金や男性の働き方改革を推進するような仕事をしたい」と考えていたのかなと思いました。
いわば現実逃避のための口実を作り出していたのです。

リタイア後にその現実を目の当たりにして、もう一度「自分がやりたい仕事」深堀することから始めましたが、退職直後はなかなかこれらの興味関心・チャレンジしたい分野への勉強が進まず、惰性的な時間を過ごすことも多かったです。

リタイア後は社会に貢献したい

私は男性育休推進・男性の働き方改革に貢献したいと考えています。
男性は「収入の大黒柱」を任されることが多く、育児に注力したくても収入を落とすことができないパパを多く見てきました。

さらに周りの多くの男性社員はフルタイム労働・残業・出張可能が当たり前ですから、どうしても時短勤務の男性や育児休業を取得した男性の評価は下がるのが一般的だと思います。

このような現状への対策や(育児に熱心な)パパの孤立を防ぐための無料オンラインコミュニティである「パパ育コミュ」があり、私も加入しています。

パパ育コミュ | 子育てパパが集う場所 (papaiku.jp)

パパ育コミュを通して自分の経験などを伝えたり、他のパパの話を聞くのは非常にタメになります。
そして社会保険労務士やファイナンシャルプランナーとして、中小企業や子育て世帯にもっと多様な働き方の選択肢の創造に貢献できるような仕事をしたいと考えています。

そういう意味ではセミリタイア後に一番注力している分野かもしれません。
やはり社会貢献欲求(自己実現欲求)は強いのだなあと感じています。

リタイア後の理想と現実

上記のようにリタイア前に想像していた「自分の好きなことをやりまくる」という訳でもなく、惰性的な時間も多いのが現実です。

自律的な生活が求められるリタイア生活ですが、「自由気ままな生活」も数か月で飽きが来て、暇になります。

興味関心のある分野・チャレンジしたい分野への関心も薄れがちとなり、後回しにすることが増えました。

結局社会貢献や育児に関してのモチベーションが高まっているので、自分のやりたいことがセミリタイア前よりもハッキリとしたことは確かです。

そのため早めにセミリタイアして自分の感覚や気持ちを確かめるのが良いと思います。

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