わが家は2018年1月からつみたてNISAを夫婦でスタートしており、制度終了後も保有していく方針です。
本記事ではつみたてNISA開始から2023年末までの運用成績を公開します。
そしてつみたてNISAの6年間の運用結果から、積立投資において重要な3つの掟を紹介・解説していきます。
本記事を読めば、新NISAで投資をスタートした人や投資歴が短い個人投資家にとって参考になるのではないでしょうか。
①継続が大事であること
②途中売却しないこと
③良い時もあれば、悪い時もあると考えること
それでは早速つみたてNISA6年間の成績を公開します。
つみたてNISA6年間の運用成績
投資元本約240万円に対して、含み益は+170万円(2024年以降の成績も反映済)となっています。
年度別収支をみると2018年~2020年までに投資した元本のリターンがとても大きいことが分かります。
投資商品は全米株式インデックスファンドとオルカンにしております。
後悔していること=途中売却
2018年に開始したつみたてNISAでは先進国株式インデックスや新興国株式インデックスに投資していました。
その後途中から全米株式インデックスに移行したのですが、先進国株式や新興国株式インデックスファンドは途中売却しました。
銘柄が3つ~4つあり、管理が面倒(含み益の計算やポートフォリオ作成時の計算)なので売却したのですが、本当にもったいないことをしました。
含み益の管理とかポートフォリオの計算とか別に不要だったわけですが、小さいことを気にしすぎて大きなものを失ったと考えています。
数年間の積立投資がいつか報われる??
ここで過去6年間のVTI(米国株式インデックスファンド)のチャートを確認してみます。
2018年からスタートしたつみたてNISAですが、2020年のコロナショックまでは2年くらいプラスとマイナスを交互に推移していました。
そしてコロナショックで大きく含み損(当時の基準価格は約8700円)に転落しましたが、その後の急回復・急上昇の相場の恩恵があり、現在の+100%越えの運用成績となっています。
コロナショック後の急上昇でそれまでの2年間の積立投資が報われたわけです。
2022年からも停滞した相場が続いていましたが、円安やその後の株価上昇もあり、また停滞相場での積立投資が報われた結果になっています。
いつか来る上昇相場で報われると信じて、積立投資を継続・途中売却しないことが大切なのです。
王道のインデックス投資で積み立てが最強(バイ&ホールド)
これは過去のデータでも証明されています。
そして私個人の投資経験からも感じていることです。
実際にこの損益率を見て、「ショボいな」とは思わないでしょう。
6年でこの損益率をたたき出しているインデックスファンドの積立投資ですが、積立開始2年間はほぼヨコヨコ、そしてコロナショックで大きく元本割れしていたのです。
その時に売らずに愚直に積立継続しているから、この含み益があるわけです。
今苦しくても「いつか報われる」と信じて、積立投資を継続して欲しいです。
そして手数料が高くないのであれば、保有銘柄が複数で管理が煩雑であっても途中売却しないでください。
何事も長期的かつ大きな視点で考えることが大切です。
目の前の株価に一喜一憂です、3つの掟を守りながら積立投資を継続して欲しいと思います。
①継続が大事であること
②途中売却しないこと
③良い時もあれば、悪い時もあると考えること