私は7歳と4歳の2児のパパです。
現在は主夫として子どもの世話をメインでしております。
親ならば「子どもに良い教育を与えたい」と考える人は多いと思います。
良い教育の定義は一旦置いといて・・
私も最近考えていることがありまして・・・
本記事では幼児教育や教育投資について考えてみたいと思います。
多人数を専門家が指導するVS素人のマンツーマン指導
どちらの方が効果が高いのか個人的に気になるところです。
要は習い事に行かせるか?親が自分でやるか?です。
難しいのは「効果が高い」をどうやって判断するかです。
例えばピアノであれば、専門家が指導するピアノ教室に通わせた方がピアノの上達は早いと思います。
しかし、信頼できる親と共にピアノを楽しむ時間がもたらす副次的効果も無視できないと個人的には考えています。
だからこそどちらが良いのか?を考えてしまうのです。
教育投資は10歳までがコスパが良い
もっとも効率の良い教育投資は子どもが小さい時に行う教育だという論文が数多く出ています。大体閾値は10歳くらいまでだそうです。
私の教育方針に大きな影響を与えている「アドラー心理学」も子どもは10歳くらいまでに「自分のライフスタイル」を選択すると言われています。
私はこの2つの考えを教育投資の根幹としています。
重要視するのは10歳までです。
この教育投資のコスパが良い時期に時間をかけてマンツーマン指導する方針(実際は子ども2人に対して)でのため、退職をしています。
わが家は素人の親がマンツーマン指導する方を選択した訳です。
カッコイイこと言いましたが、実際には「親である私が子どもと一緒にいたい!」というだけです。
私には子どもに「こうなってほしい」という概念は全くありません。
自分の人生を好きなように自分で選んでくれればそれで良いと考えています。
どう転んでも「子どもの人生を親は肩代わりできない」のですから。
この10歳までの有限で貴重な時間を無駄にしたくないと考えています。
無駄とは「やりたくもない仕事で必要以上のお金を稼ぐ」ことです。
10歳以降の教育投資(塾や予備校)は割に合わず、損をする可能性が高いということです。
しかし実際は良い学校・大学に行くための塾や学費などお金は湯水のごとく使われていきます。
果たしてその教育投資に価値はあるのか?
子どもがやりたい遊びができる環境、遊べる時間を作りだす。
それを親子で毎日一生懸命楽しむ。
個人的にはこれほど素晴らしい幼児教育はないと思っています。
非効率な教育投資のためにお金を稼ぐ
需要と供給を考えれば、少子化により需要が減るので教育費の単価は今後も高くなるでしょう。
特に塾や予備校代はすごい高いそうです。
そして高騰する教育費を稼ぐために労働に時間を割く。
そしてその投資効果は少ない・・・
仮に45歳~55歳でセミリタイアやサイドFIREしたところで、子どもはすでに10歳を超えています。相手にしてもらえるでしょうか?
自分が子どもの頃はどうでしたか?
中学生や高校生で親と遊びますかね?
家族との時間が欲しくて45歳~55歳でセミリタイアやサイドFIREを考えているなら、それは遅すぎると思います。
今すぐに飛び込み、子どもが自立した後に働くのも良いと思います。
実際にセミリタイアした私は仕事と育児がないと相当に暇であると考えています。
セミリタイアは子どもと時間を共有するだけでない
私は子どもが小さい間は時間を沢山共有したいと思っていますが、10歳前後で自立してほしいとも考えています。
10歳前後での自立を促すために、子どもが小さい時の時間をより多く共有していると言ってもいいですね。
ずっと子どもと仲良くは求めていません。
子どもが仲良くしたいというなら別ですが、こちらからは一切望みません。
その頃には「口は出さないが、金は出す親」になりたいですね。
子どもが小さい時にセミリタイアして多くの時間を共有する。
そしてその共有する時間の中で、自立を促す。
子どもが自立したら、やりたい仕事等でお金を稼ぎながら社会貢献する。
そのような仕事ができるように子どもとの時間を大切にしながらも、しっかりと準備する。
私のセミリタイア計画はなかなか壮大です。
同時にとってもワクワクするのですよ。
子どもってホントによく笑うんですよ。
ビックリするくらい人生楽しんでるんですよね。
そこは本当に尊敬しています。
物理的に不可能な習い事はOKだと思う
私は全ての習い事や早期教育を否定しているわけではありません。
水泳など設備的に家で実施不可能な習い事は全然OKだと思います。
わが家では現在ヤマハ音楽教室に通っています。
もう1つの候補は水泳です。
音楽は私に知識がなく、水泳は物理的に不可能な習い事だからです。
それともう1つ習い事には重要な役割を担う可能性を秘めていると考えています。
子どもの第三の場所としての習い事
家庭と保育園や学校などが子どもの生活の大半を占めます。
そこに習い事いう第三の場所が加わることを考えています。
第三の場所とは家と保育園や学校などとは切り離す必要があります。
長期の習い事はこの第三の場所になりうると考えています。
あとは近所付き合いでしょうか。
学校と家庭以外の子どもの場所(人間関係)を作る方が、習い事の本来の効果より大きな副次的効果をもたらしてくれるかもしれないと考え始めています。