主夫日記

30代セミリタイア者の老後の年金は?国民年金・厚生年金・iDeCoはいくらか?

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2022年で35歳となり封書で少し詳しい年金定期便が届きました。
私は2021年に正社員を退職し、今は妻の扶養に入っています。(国民年金の3号被保険者)

厚生年金には9年加入し、iDeCoも企業型DC(確定拠出年金)から移行し、2021年から始めています。

仮にこのまま状態で老後を迎えると老後の年金はどのくくらい貰えるのか?を試算してみました。
30代前半でセミリタイアした男の老後の年金はどれくらいになるのでしょうか?

30代セミリタイア者の老後の年金は約148万円

30代でセミリタイアした場合の老後の年金受給額

①国民年金:79万円(年額)
(20~60歳まで40年加入と仮定)

②厚生年金:22万円(年額)
(期間加入は9年)

③確定拠出年金:48万円(年額)
(元本180万円+月2万円を利回り4%で25年積立
→その後利回り1%での40年間の取り崩し可能額)

④合計:149万円(年額)
月額換算すると約12.3万円

これが30代セミリタイア者の老後の年金額です。
国民年金+厚生年金だと年間100万円(月額8.3万円)となります。

セミリタイアしても国民年金保険料と確定拠出年金は支払い続ける必要があります。

それでは国民年金・厚生年金・確定拠出年金について順番に解説していきます。

30代セミリタイア主夫が貰える老後の年金

老後の年金としては公的年金である国民年金と厚生年金があります。
国民年金は基本的に20歳~60歳の全ての国民が加入しており、厚生年金は会社員や公務員の人が加入しているものです。

国民年金の保険料は一律ですが、厚生年金は収入に応じて保険料が異なり、将来の年金額も異なります。

また第3の年金として確定拠出年金や確定給付年金もあります。
これらの年金も公的年金と同様の扱いとなっています。

30代セミリタイアで国民年金+厚生年金の額は約100万円

厚生年金の算出

平均標準報酬額×0.005481×被保険者期間月数×スライド調整率

私の厚生年金加入月数は111月でした。
9年ちょっとですね。

そしてこのまま厚生年金に加入しなければ、65歳から年額約22万円受給できます。
(現行制度が存続した場合)

国民年金は年額で約79万円支給されます。

現行制度が継続すると仮定すると・・・
老後の年金(国民年金+厚生年金)は約100万円(年額)ということになります。
毎月約8万円ちょっとです。

ちなみに年金(国民年金+厚生年金)の平均支給額は令和2年度で月額約14.6万円(年額約175万円)です。

差額は毎月6万円ということになります。

確定拠出年金(企業型+iDeCo)はいくらもらえるか?

老後の年金は上記以外にも確定拠出年金(企業型と個人型)があります。
私は会社員時代に企業型に加入しており、退職後にiDeCo(個人型確定拠出年金)で毎月2万円分S&P500連動投信を購入しています。

確定拠出年金のシミュレーション

〇シミュレーション設定
元本180万円+毎月2万円積立
利回り4%で25年積立継続(~60歳まで)

60歳から40年間利回り1%で取り崩し可能額を計算

〇シミュレーション結果
60歳時点で約1500万円
40年間の取り崩し可能額は毎月4万円

シミュレーション結果から毎月約4万円ほど取り崩し可能となりました。

セミリタイア者の老後の年金計算方法

今回は私の場合で試算しました。
国民年金は満額収めれば基本的には皆同額となりますが、厚生年金は加入期間と給与で決まるので変動します。

厚生年金支給額の平均は年額97万円(40年加入)です。
例えば厚生年金に20年加入してセミリタイアしたら、97万円の半分の約48万円と考えていいと思います。

セミリタイア者の老後の年金

①国民年金:79万円(年額)
(20~60歳まで40年加入)

②厚生年金:97万円×加入年数/40(年額)
(期間加入10年:97万円×10/40)

③確定拠出年金:個別に要シミュレーション

確定拠出年金だけは個別でシミュレーションが必要ですが、各種シミュレーションサイトですぐに把握できると思います。

30代セミリタイア夫婦の老後の年金はどうなる?

私はセミリタイアしましたが、妻はまだ正社員として働いています。
妻もセミリタイア可能な状態ですが、まだしないようです。

仮に30代で夫婦共にセミリタイアした場合の老後の年金を考えてみます。
私の年金額とほぼ同等になると予想されますので、結果はこうなります。

30代セミリタイア夫婦の老後の年金受給額

*全て年間受給額

①国民年金:79万円×2人=158万円
(20~60歳まで40年加入)

②厚生年金:22万円×2人=44万円
(期間加入は9年)

③確定拠出年金:48万円×2人=96万円
(私と同じと想定)

④合計:298万円
月額換算すると約25万円

月額25万円の年金受給額となりました。
確定拠出年金なしの場合は夫婦2人合計の年金月額が16.7万円となるので、かなり厳しいですね・・・

ちなみに妻が60歳まで厚生年金に加入した場合はこうのような年金額となります。

妻60歳まで働いた場合の老後の年金受給額

①国民年金
私:79万円(年額)
妻:79万円(年額)

②厚生年金
私:22万円(年額)
妻:97万円(年額)*平均値を使用

③確定拠出年金
夫婦:8万円×12月=96万円(年額)

④合計
373万円(年額)
月額換算すると約31万円

国民年金+厚生年金だけで月額23万円となりました。
これが一般的な老後の年金の支給額です。
(夫が40年会社員で妻が専業主婦か扶養パートのVer)

確定拠出年金があると月額は31万円までアップします。
言い換えれば、確定拠出年金で厚生年金はある程度カバーできるということです。

今後厚生年金は減額され、確定拠出年金は運用次第ですが、確定拠出年金の方がウエイト高く置きたい分野だと考えています。

30代セミリタイアは配当金が安心材料となる

妻も30代でセミリタイアした場合の夫婦の年金額は約300万円でした。
老後の年金+配当金は夫婦で年間600万円と予想しているので、生活には困らないでしょう。

仮にiDeCoが継続できない場合でも老後の年金(200万円)+配当金300万円となり年間500万円の収入が見込まれます。
現在の生活費が450万円ですから、生活できないことはありませんね。

老後の心配を無くして、今を大切に生きる

私は育児が終われば、生涯現役で働くつもりです。

すでに資産形成は終わり、毎年の生活費を稼ぐことを目的にしています。
余裕があれば、配当収入は再投資に回す予定です。

老後の心配を絶ち、今を楽しく生きる。
それが豊かな人生に繋がる
と考えています。

公的年金(国民年金と厚生年金)は大事な老後の資金ですが、先が読みにくいですね。
確定拠出年金や配当金でしっかりと補うことを考えていた方が良いと思います。
さらに生涯現役も考えてますからね。

これでダメなら仕方ありませんww

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