セミリタイアの方法

セミリタイアやFIREも選択肢を広げる手段に過ぎない

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昨今のFIRE(経済的自立+早期退職)ブームで、多くの人がセミリタイアやFIREを目標にしていますね。
言い尽くされていますが、セミリタイアもFIREも手段の1つです。
なぜ私が30代前半、小さい子供がいながらセミリタイアに踏み切ったのか
理由は家族の選択肢を広げたかったからです

セミリタイアで家族の選択肢を広げたかった理由

家族の選択肢を広げたいと考えた根底には3つの考えがあります。

3つの考え

①人の価値観は変わる

②今がずっと続くとは限らない

③今しかできないことがある

まず人の価値観は変わります
仕事第一だったけど、子どもが生まれてからは家族第一になった」
「ずっと独身でいようと考えていたけど、結婚したくなった」等々。

「今はこれが大事!」と思っていても、この先もずっと大事かは分かりません。
「今はこれがやりたい!」
と思っても、そのモチベーションが継続するとは限りません。

自分自身もそうであるように、家族の価値観も変化していきます。
その変化に柔軟に対応するには選択肢を多く持つことが有効だと考えています。
だからこそ、私は選択肢を広げるような行動をとってきたわけです。

そして「今しかできないこと」をするためには、常に選択肢を多く持ち、その選択をできる状態にしておくことが必要でした。

セミリタイアに繋がった私の行動5選

5つの行動

①結婚時の移住・転職
→世帯収入アップ、正社員共働きの継続

②妻の実家近くに居住
→家事育児のサポートあり

③仕事ではなく、育児ファースト
妻の負担軽減、セミリタイアの布石に

④時短勤務・育児休業
→家族のために使える時間が増えた

⑤退職→主夫(個人事業主)

→家族全員がやりたいことに集中できる環境

私たち夫婦は結婚前は遠距離恋愛であり、最初は妻が私の方に引っ越してパートでもするという考えでした。(今思うとゾッとする笑)

しかし妻は地元大企業に就職、一人娘ということもあり、私が転職することにしました。
この転職で私の年収は下がりましたが、世帯年収は大幅に上がっています

また妻の実家近くに住むことで、家事育児のサポートがあり、共働き子育て世帯の負担減に繋がりました。
これも私たち夫婦の選択肢は広がっています。

③の育児ファーストは夫の私が育児を積極的にやることで、妻の負担軽減につながります。
また夫婦共に同じ家事育児スキルなら、選択肢は格段に広がります
私達は「高度な次元で補完可能な夫婦」を目指していたのです。

私が時短勤務・育児休業を取得することで、妻の働き方・時間の使い方の選択肢が増えました。
また子どもたちも親が休みなので、「保育園に行く・行かない」などの選択肢を持てるようになりました。

退職は最も選択肢が広がりました。
妻はフルタイム勤務可能となり、出世も目指せる状態かつ時短勤務でやりたいこともできる状態の選択が可能となりました。

子どもは保育園の時間が短くなり、やりたい遊びをできるようになりました。

私は自分のやりたいこと、好きなことで稼げるかチャレンジできますし、お金に左右されない仕事の選び方ができます。
私の退職で家族みんなの選択肢が広がっています

セミリタイア=ゴールではない

セミリタイアやFIREは自分の人生を選択する手段の1つです。
それ自体が目的ではなく、セミリタイアして何をするのか?どんな人生を送りたいのか?
セミリタイアやFIREする前に考えるべきことの1つだと実感します。

そして早くその状態に飛び込んでみるのも良いと思います。
実際に私も40歳1億円でFIREを目指していましたが、33歳の時に資産額はその半分以下で退職しました。

そして半年程度、主夫を経験し、パートで働き、また主夫となっています。
仕事なんかしたくないと思ってましたが、「今の(前職の)」仕事がしたくなかっただけで、育児が終われば暇になる生活も想像できました。

だから「今の」自分が興味のある、チャレンジしたい仕事をしてみることにしましたが、コロナによる保育園休園が相次ぎ、社労士試験の勉強も確保できない状況となり、3か月での退職を選択しました。
「働く・働かない」の主導権はこちらにありますからね。

セミリタイアを実際に経験してみて感じることがありましたし、仕事は一生しても良いかなとも考えています。
これが40代後半とか50代で感じてたらと思うとゾッとします。
30代中盤で感じることができて、とても良かったと思います。

せっかくセミリタイアしたので、豊かで心穏やかで充実した人生を目指して、家族を愛し、向上心を持ち、毎日一生懸命生きたいと思います。

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