主夫日記

30代前半でセミリタイアして子持ち主夫を選択した理由

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私は2021年の7月に33歳で退職しました。
現在は妻の扶養に入りながら個人事業主(主夫業メイン)をしていましたが、昨秋から社会保険労務士+ファイナンシャルプランナーとして活動しています。

私が30代前半という比較的早い段階でセミリタイアして主夫を選んだ理由は「セミリタイアすることで家族全員にメリットがあったからです。

本記事では30代前半で夫がセミリタイアして主夫になった場合、どのようなメリットが家族にあったか?なぜ妻ではなく私が退職することを選択したのか?を解説していきます。

こんな方にお勧めの記事です

①セミリタイア願望のある方

②仕事と育児の両立が辛いと感じている方

③新しい職種にチャレンジしたい方

30代男性はセミリタイアで時間に余裕を持ち、子育てと新しいことにチャレンジ

私は2020年に誕生した第2子の時に計10か月の育児休業を取得しております。

育児休業で気づいたこと

①子どもが小さい時は長い時間を共有したい

②子ども自立後には暇になる

子どもが小さい時に子どもに真剣に向き合い、長い時間を共有することで自分にとっても豊かな経験=豊かな人生に繋がるのではないか?と考えました。

子どもがある程度大きくなれば、育児に割く時間は減り、今よりも時間に余裕ができ、やりがいのある仕事や趣味がないと暇を持て余すことになると感じました。

会社員時代は研究開発職だったのですが、ファイナンシャルプランナー(FP)や社会保険労務士(社労士)の資格を活かして、子育て世帯がもっと心穏やかに生活できるサポートがしたいと考え、そのようなキャリア形成に挑戦することにしました。

現在はFPとして個人事業主をしながら、社会保険労務士の資格取得に向けた勉強をしています。→2022年の社労士試験に合格しました!

このように小さい子どもとの時間を多く共有しつつ、新しい職種にチャレンジする準備期間をセミリタイアによって手に入れることができました。

夫が30代でセミリタイアした妻は家事育児負担が減り、キャリア形成しやすく出世しやすい

妻は私と同じ学歴(地方国立大学院卒)なのですが、子どもを産んでから1年間の育休×2回、復帰後も時短勤務で働いていました。
妻の仕事へのモチベーションは高く、年収も高いです。(最近はモチベだけ落ち気味ですが・・・)

妻は私が退職したことで家事育児負担が減り、子育て中の女性社員では唯一のフルタイム勤務者となっています。

国や企業は女性管理職を増やそうとしています。
妻は学歴もあり、家庭の支援もあるし、モチベーションが高く、尚且つ出世競争の相手が皆無の状態でいわば無双状態です。

妻には子育て女性がもっと自由に働いて、多様な選択肢があることを示すロールモデルになってほしいと考えています。

今後は女性の方が出世もしやすい時代が来ると考えて主夫という選択に経済合理性もついてくると考えています。

30代パパのセミリタイアで子どもは楽しそう

私は「子どもの人生は子どものものであり、親が先回りしたり、肩代わりすることはできない」と考えています。

育児方針はアドラー心理学と7つの習慣から大きく影響を受けています。

私が意識しているのは「子どもがやりたい遊びをできる環境と遊ぶ時間の創出」です。
つまりは遊ぶ場所、遊ぶもの、遊ぶ時間を子どもに提供するという感じです。

私が30代でセミリタイアして主夫という選択をしたことで「遊ぶ時間」が格段に増えました。
息子はかつては7時半~18時まで保育園でしたが、セミリタイア後は8時半~16時半と3時間も保育園の時間が短くなり、小学校も学童なしで通っています。

「保育園や学童での限定された遊び」ではなく、「子どものやりたい遊び」ができます。
子どもはやりたい遊びの時間が増えた、私は子どもと楽しい時間を共有することで人生が豊かになるという点でWin-Winの関係が築けていると思います。

30代セミリタイアは家族が幸福となるための選択

私の退職により大きな恩恵を受けているのは私自身です。
しかし、妻も子どももその恩恵があり、Win-Winの関係を築けていると思います。

減ったのは妻の育児負担と世帯収入です。
しかし妻がフルタイム復帰したことで、収入の低下は抑えられていますし、配当金等の不労所得を増やしてきたので、今のところ全く問題ありません。

30代前半で主夫という選択をしましたが、後悔は全くありません。
あと何年主夫をやるか分かりませんが、その時までは毎日子ども達と楽しい時間を過ごしたいと思います。

まずは長期育休などでセミリタイアの予行演習をするのもお勧めです。

セミリタイアする前にしておいた方が良いと思うことを記事にしています。

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