あなたはお金がもたらす最大の価値は何だと思いますか?
お金が人生に与える最大の価値は自由
お金から得られる最高の配当は「自分の時間を自由にコントロールできる」ことだと考えています。
この考えはモーガン・ハウセル著の「サイコロジーオブマネー」で学んだものです。
以下にその内容の一部を紹介します。
幸福感をもたらす要因は自由?
心理学において人間に幸福感をもたらす信頼性の高い要因は「人生を自分でコントロールしている感覚があるかどうか」だそうです。
年収や社会的地位、結婚や子どもの有無、やりがいのある好きな仕事でもありません。
「好きな時に、好きな人と、好きなことができる」と言うことがお金がもたらす最大の価値なのです。
自由が幸福感をもたらす理由の具体例
どんなに好きでやりがいのある仕事でも、家族との時間が取れないほどの長時間労働では幸福感はあまり得られないでしょう。
長時間労働が「好きな時に、好きな人と、好きなこと」ができない状態なのは明白ですよね。
また現代人は昔の人に比べてはるかに豊かな生活をしていますが、幸福度は上がっていないようです。
昔の時代より豊かになっても幸福度が上がらない理由は「好きな時に、好きな人と、好きなこと」ができない状態だからです。
日本は世界一の長寿国ですが、幸福度ランキングは低いですよね。
長生きすることは幸せなことですが、何故幸福度ランキングが低いのか?
日本人の幸福度ランキングを下げている原因は「人生の自由度」の指標です。
このように「好きな時に、好きな人と、好きなことができる」状態を作ることが幸福感を高めるには必要であり、お金がそれを可能としてくれるのです。
モノではなく時間が人を幸福に導く
ここからは私のセミリタイア後の体験談となります。
私は2020年から10ヶ月の長期育休を取得し、正社員を退職し、もうすぐ2年が経過します。
特に「子どもが軽い不調でも保育園を”一応”休ませる」、「平日に子どもが行きたい場所に出かける」、「妻とランチに行く」、「遠方の実家に帰省する」などが「長期育休やセミリタイアして良かった」と強く思う時です。
「好きな時に、好きな人と、好きなことができる」状態が幸福感を与えるということを実際に体験しています。
セミリタイアなどは30代前半でアッパーマス層や準富裕層に到達していたから決断できたことであり、現時点ではお金がもたらす最大の価値を享受していると言えるでしょう。
このような最大の価値=自由を妻や子ども達にもっと分け与えれたらと考えて行動しています。
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