主夫日記

【パラダイムシフト】イライラしない方法

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先日子どもと国内遊技場に遊びに行きました。
そこでルールを全く守らない小学生2人組がいました。
付き添いのおじいちゃんらしき人も見てるが何も言わない状態。

わが家の子ども達にもちょっかい出したり、危険な行動をし始めました。
私がやんわり注意してもルールを守らないその子ども達と何も言わない保護者。

妻はかなりイライラしており、私も少しイライラしてきました。
そんな時に自己啓発の名著「7つの習慣」のパラダイムシフトを思い出しました。

パラダイムシフトとは視点が切り替わること

7つの習慣ではこのような場面が描かれています。

電車内で子ども達が騒いでいる。
周囲の人達も顔をしかめている。
しかし、その子ども達の父親らしき人は何も言わない。

私は耐え切れず、その父親に「子ども達に静かにするよう注意したらどうですか?」と声をかけた。

その父親は「すみません。全く気づきませんでした。実は先日妻(子ども達の母親)が突然亡くなってしまい、これからどうしたら良いものかと考え込んでいました。」と語りました。

この瞬間、その子ども達を見る視点が変わった。
子ども達は母親を亡くし、寂しさを紛らわすように騒いでいるかのように見えた。

完訳7つの習慣より引用

これと同じような考え方をしました。
そしてその瞬間から、私は「彼らの行動をどうやって止めるか?」ではなく、「子ども達をケガから守るためにどうしたら良いか?」を考えるようになりました。

結果的に私達はその遊技場を退場しました。
時間はまだ残っていましたが、子ども達に「アイスを食べよう」と誘い、外に出ました。

その後の小学生2人組がどうなったかは知りません。
しかし、何かしらの事情があるのかもしれないと考えることで、私は冷静になりました。

そして自分がコントロールできないことを考えるの止めて、自分がコントロールできそうなことに注力し始めたのです。


完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change

自分のコントロールできることを考える

小学生2人組を大人しくさせる方法はあったかもしれません。

子ども達にきつく注意したり、保護者に文句を言えば、その子ども達が大人しくなる可能性は高まります。

あるいはイライラしながらも、その2人組が制限時間になって退場するまで耐える人もいるでしょう。

しかし、前者は上記の7つの習慣のようなパターンであった場合、彼らを傷つけることになります。
もしかしたら、彼らは騒ぎたくて、騒いでいるのではないかもしれない。
土曜の朝早くに祖父らしき人が付き添いに来ている。
複雑な家庭事情かもしれない、最近家庭内でストレスフルなことが起きているのかもしれない。

こう考えるだけで、彼らの行動への見方は変わり、イライラは静まりました。

そして本当に大切なことに気付きます
「子ども達がケガしないためにどうすればよいのか?」
これが私が考えるべき事柄でした。

彼らの行動をどう止めるか?は私の考えるべきことでなかったのです。

その後の話

小学生2人組はどうなったかは分かりません。
楽しく遊び続けたかもしれません。

私たち夫婦はイライラから逃れることができました。
妻は少し引きずっていましたが(笑)

子ども達はアイスとジュースにご満悦でした。

誰一人悲しい思いはしていません。
これが最善だったと思っていますが、あなたはどう思いますか?


完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change

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