主夫日記

義実家の隣でセミリタイア主夫してます

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私は結婚時に妻の姓に改姓し、いわゆる婿となっています。

そして妻の実家の隣に住み、そこで主夫をしています。

婿姑問題も発生せず、家事育児のサポートを受けながら毎日穏やかな日々を送っています。

本記事では結婚時の改姓、義実家の隣に住む経緯、セミリタイア主夫誕生前後の話をしたいと思います。

義実家との関係性等に悩む人にお勧めの記事となっています。

結婚時に妻側の姓を選択する男性は約4%

かなり少ないですよね。
私は次男であり、妻は1人っ子でした。

妻側が結婚時に婿(改姓)になって欲しいというのは学生時代から知っており、あまり深く考えていませんでした。

改姓は個人的には「どうでもいい問題」であり、妻と結婚するのに必要なら「改姓してもいいかな」ぐらいにしか考えていませんでした。

結婚が決まり、妻の地元企業への転職が決まった後に改姓も話題になりました。
その時に初めて「改姓したくない」という想いが強くなりました。

同時に自分が拒むと妻も同じ想いをすることなので、これは非常に難しい問題だと感じました。

結局1ヶ月程考え込みましたが、「家族の絆」は名字で決まるものではない。
今後の自分の行動で決まるという結論を導き、改姓を決定しました

まあ改姓して数か月も経てば新しい苗字にも慣れて、「何であんなに悩んでいたのか?」となりましたね(笑)

妻が賃貸契約してた義実家の隣が新居に

妻は就職後は実家暮らしだったのですが、結婚を見据えて新築賃貸の一部屋を借りていました。(住んでないのに家賃払ってる状態・・・)

そのため私の転職が決まり、妻の地元に引っ越す時には当然の流れとしてそこに住むことになったのです。
そしてその賃貸が妻の実家の隣にあったというだけです。

個人的には義実家の隣に住むということに嫌な印象は全くなく、将来の家事育児サポートには最適だとプラスに考えていました

親との近居はやはり数々の衝突が起きる

私はキレたことはありませんが、妻と妻の両親は何度も衝突しています。
妻から「もう無理!絶対に引っ越す」は月イチでありました。

妻からすれば「子育て(習い事・進学先)について口を出される」ことや「両親が不機嫌時の孫への対応のひどさ」に憤りを感じていました。

数年間で何度も何度も衝突を繰り返してきました。
そこで私達夫婦はある方針を決定しました。

価値観が違う部分での義実家サポートを断る

妻の両親と私達夫婦は子育ての部分で価値観が合いませんでした

しかし、私達は正社員共働き(ほぼフルタイム)のため、保育園の送迎等を妻の両親にお願いしていました。

そこで孫と長時間接する時間がある妻の両親は「孫のためを想って」、あれやこれや助言してくるのです。
私達も面倒を見てもらっているので強く言えずに、なあなあと流してしまい、あやふやにしていました。

妻の両親からすると「そのあやふやな状態」にやきもきしてしまうということでした。

そのため第二子育休中からは私達夫婦が育児を全て行い、妻の両親は私達夫婦が体調不良や緊急時にのみ臨時で対応してもらう体制にしました。

そして妻の両親の育児負担を取り除き、家事サポートをメインにしてもらっています。

この体制にしてからあまり喧嘩は起きず、妻の口から「引っ越したい」という言葉はもう2年くらい出ておりません。

価値観が合わない部分は相手に任せないのはとても大事な事だと思います。

祖父母から子・孫への意見は善意の塊ということを理解する

妻と妻の両親はよく衝突していましたが、基本的に妻の両親の言動は「孫のために」が前提条件の善意です。

悪意はありません
ここを間違えて捉えると大変なことになります。

決して悪意ではなく、善意からくるのです。
そのことを忘れないことが大事だと思っています。

そうしないと相手の言動を悪い方に取り、関係を悪化させる原因となりますからね。

アドラー心理学の課題の分離を用いて、相手を介入させない

アドラー心理学の課題の分離とは
「相手の課題に介入せず、自分の課題に相手を介入させない」ことです。
「課題=やる(考える)べきこと
」と考えていいでしょう。

つまり育児のことで妻の両親から何か言われても、それを採用するかどうかの決定権は私達夫婦(または子ども本人)にあり、そこに妻の両親の希望や期待を介入させないということです。

妻の両親の話を聞くことはできますが、妻の両親の思い通りにはなりません。
そのことに妻の両親が怒ったり、悲しんでも、それは私達の課題ではありません。
それは妻の両親の課題なのです。
そこに介入するようなことはしません。

もちろん妻の両親と調和をはかる努力はしますが、課題には介入せず、そして介入させないのが基本的な考え方です。

妻の両親には言いたいことを言ってもらいます。
それに対して「そうだな」と思えば実行するし、「違う」と思えば実行しない。
そして妻の両親の落胆や怒りは考慮しないという考え方です。

メンタル強者ではなく、自由に生きているだけ

私は義実家の隣に住んで、主夫をしています。
しかも平日の洗濯や夕食は義母にしてもらっていました(現在は洗濯のみお願いしている)

これが私の事実なのですが、この自己紹介をするとメンタル強者だと認識されます(笑)

私は決してメンタル強者ではありません。
色々な思考法を駆使して自由に生きようとしているだけです。

価値観は合わないことが多いです。
無理に合わせてもしんどいだけです。

だから極めて自然体で、相手に合わせるのでもなく、強引に進むでもなく、毎日の生活を送っています。

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