円安相場はまだまだ継続中のようです。
再び1ドル=150円を超えてきました・・・
私は長期的には円安になると想定していましたが、この短期間で再び150円まで一気に円安が進むとは考えていませんでした。
本記事では直近の円安相場と株高の相場における考え方や今後の投資行動について紹介します。
円安で円建ての配当利回りが急上昇
円安効果で配当金と資産増の恩恵を受ける人は多いのではないでしょうか?
話題の米国株や海外ETFを保有している人は配当金や分配金もドル建てで支払われますので、円換算すると大きく資産や配当金・分配金を伸ばしていることでしょう。
円安に加えて、最近の米国株・日本株の株価上昇で総資産は新NISAもオーバーヒート気味ですね。
私の保有銘柄である海外タバコ株は全く良い調子ではありませんが…
円安・円高・インフレの全てに対応する
個人的には今回の円安・株高に限らず、円高・インフレ・株安にも対応できるように準備しているつもりです。
結論を先に書いておきます。
①資産の大半をドル建てで保有
→円安対策
②フルインベストしない(投資用現金は円保有)
→円高対策
③ドル建ての分配金・配当金を増やす
→株安・円安対策
④資産の多くを海外株式で保有
→円安・インフレ対策
まず平時から資産の大半をドル建て(投資信託、個別株、ETF、米国債券、外貨建てMMF)で保有しています。
収入の大半を円に依存しているので、円の価値が下がった時は収入が減少しても、資産は増加すると考えます。
またフルインベストせずに買い増し用の資金を円やドル(外貨建てMMF)で用意しておくことで、円高や株価下落に対応することを考えます
そしてドル建ての分配金や配当金を増やすことで、収入を円に依存する構図から脱却し、為替の影響に対応しやすい資産運用・資産形成ができるようと考えています。
株式を多く保有しているので、株価下落時にはダメージが大きいのですが、生活に支障はないので、複利の力を最大限受けられるようにしています。
そして円高・円安、株高・株安のどちらに転んでも精神的に落ち着くようなポートフォリオを心がけています←一番大事!
円安・株高でも積立投資は継続するべし
何度も言っていますが、基本的には何があっても積立投資は継続すべきです。
(投資にお金を回せないなどの資金不足を除く)
「円安だから」、「株価が高いから」などの理由で積立投資をストップするのは良くないですね。
将来的に見たら、今の1$=150円台は「円高」水準かもしれません。
株価が長期で見れば右肩上がりの前提なので、この「円高」・株安のチャンスを逃してしまうことになるかもしれません。
未来は誰にも分からないのです。
短期のトレンドに惑わされることなく、淡々と積立投資を継続していきましょう。