主夫日記

【お金?時間?】夫婦共働きでどこまで資産を貯めるか?

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私達夫婦は資産形成において共働き正社員という立場を最大限利用してきました。
しかしその生活は忙しく、特に子どもが小さい時はより一層忙しく感じると思います。

資産は早いスピードで貯まる一方で、忙しい生活を通してある虚無感を感じていました。

それは「資産は増えていくけど、人生が豊かなになっていない」という感覚であり、経済的自立って本当に必要か?と考えるようになりました。

そしてわが家はセミリタイアの予行演習としたペア育休の経験を経て、資産4500万円で共働きを一旦終了することにしました。

資産形成において夫婦共働きは最強

入金力に勝るものなし
最強の収入保障保険

夫婦共働き+夫婦正社員は一般的に世帯給与所得も高いので、資産形成=入金力ゲームと考えればかなり有利な立場となります。


実際にわが家も夫婦共働き正社員期間を活用し、資産を数年で大きく伸ばすことができました。

2015年末に結婚し、資産形成を開始したのは2016年秋ごろからです。
2021年7月に私が退職するまでの約5年間が共働き正社員期間です。

この5年の間に妻が2年ほど産休・育休を取得、私も10か月ほど育休を取得していますが、資産はかなり増加しました

当時の世帯額面年収は1000万円を超えていました。
支出は年間450万円程度でしたので、毎年400~500万円程度の入金に励んでいました

実生活は2017年息子が生まれ、夜泣きが1年半続きました。
この期間は別記事でも書いてますが、とてもしんどかった・・・

妻が育児ノイローゼになりかけた話

さらに2019年~2020年は妻の悪阻が酷く、6か月以上ワンオペ家事育児+仕事(途中フルタイム→時短に変更)となりました。

そのような日々を送る中で、膨れ上がる資産と同じようにある葛藤が膨れ上がりました。

30代前半でアッパーマス層になっても生活に変化はない

膨れ上がる葛藤

お金があるのに、なぜ子どもとの時間を犠牲にして労働しているのか?

選択肢を増やすためにお金を貯めたきたのに、有効活用できていない

夫婦共に仕事と育児に中途半端になっている

資産形成開始時は「豊かな人生のために投資をする」、「選択肢を増やすために投資をする」という希望を抱いていました。

その希望通りにある程度資産が貯まった状況においても「経済的自立」のために日々の豊かな生活を犠牲にする状態になっていました。

育児+仕事で疲弊していく日常の中で「経済的自立」という目標があると、そこに向かって頑張らないといけないと考えてしまいます。
しかし、その経済的自立というゴールはかなり遠く、容易には到達できません。
その過程で犠牲になる時間に見合う価値が本当にあるのだろうか?

そのような疑問・葛藤に答えを出してくれたのがペア育休の期間でした。

経済的自立を捨てて、「今しかできないこと」をやる

わが家は経済的自立を捨てました。

わが家の選択

①ペア育休によるセミリタイア模擬
②夫退職、妻フルタイム
③夫婦共に子育て後を意識したキャリアプラン

①により、子どもが小さい時に退職しようと決心しました。
この時間は本当に素晴らしく、この生活を維持することを考えていました。

この生活を維持したい→どんな仕事(働き方)なら可能か?→この分野にチャレンジしてみるか!という感じですね。

②を実行することで、時間的余裕はかなり生まれています。
共働き時代の育児と仕事の中途半端感がなくなりましたね。
すでに資産形成はほぼ終了してますから、役割分担した方が楽だと考えました。

ちなみにこの役割は固定ではなく、流動的な予定です。私が稼ぎ、妻が家事育児メインのパターンも当然想定しており、常にそうなれるようにお互いに努力しています。

③については経済的自立を捨ててますから、老後も基本的には働くつもりです。
まあ退職して1年経過しましたが、子育てがないと間違いなく暇ですね・・・

好きな仕事をやりながらお金も稼ぐ(必要な分だけ)ということを意識してキャリアプランを考えています。

セミリタイアの目的を明確にする

私はペア育休を経て、それまで目標にしていた「40歳、1億円でアーリーリタイア」を捨てました。

そして子ども達が小さい(当時は4歳と1歳)間を共有したいと思い、退職に踏み切りました。

何度も言っていますが、「とりあえずセミリタイアしてみて、お金が必要になったら再度働けば良いのです。」

わが家は「経済的自立」や「将来の安心」よりも「今しかできない経験をする」を選択しました。

将来の不安を抱えたままでもセミリタイアは可能です。
あなたが決断するか?しないか?

増えた選択肢は決断しないと有効活用できないのです。
経済的自立や将来の安心はあるにこしたことはありません。
しかし、絶対に必要か?と問われたら「そうでもない」がわが家の答えでした。

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