2022年から相場は上下動が激しい動きをしています。
わが家の資産も2022年3月に5000万円を下回り、準富裕層から一時転落しました。
コロナショック時もアッパーマス層からマス層に転落しましたが、この時の精神的動揺は大きかった記憶がありますが、昨年の下落による動揺はありませんでした。
コロナショック時も歴戦の投資家は焦っていませんでしたが、昨年の下落相場では私も歴戦の投資家側に立つことができたのです。
どうして私が歴戦の投資家のように下落相場でも落ち着いていたか?
本記事では投資経験が長いと下落相場で落ち着いていられる理由を解説していきます。
含み益がたっぷりある状態で下落相場スタート
最高値から一転した2022年の相場
2022年の初めにわが家の資産は5270万円を記録した後、1/21には約5050万円まで低下し、その後3月には4800万円台まで低下しました。
Twitterでも「レバナス」の文字がほとんど消えました。
仮想通貨も下落し、去年のトレンドは完全に崩壊しています。
4月からは円安も始まり、資産が回復したという人も多いかもしれませんね。
どうして下落相場で落ち着いているのか?
投資を始めて間もない人や含み損を抱えた人の中には精神的にやられている人もいるかと思います。
なぜ歴戦の投資家達が今回の下落相場で落ち着いているのか??
その理由は彼らに「十分な資産と含み益が既にあるから」です。
または「豊富なキャッシュや入金力」があるからです。
私は2018年の下落、2020年のコロナショックを経験していますが、大きな含み益を持っているのは今回の相場が初めてです。
正直、安心感が全く違いますね。
損益率+60%が+50%になっても何も感じませんww
やはり含み損は辛い・・・
下落相場が来ても、自分の資産が減るとはいえ、含み益状態なら精神はだいぶ安定します。
しかし含み損に転じたり、その損が日を追うごとに大きくなっていったらどうでしょうか??
私も経験はありますが、だいぶ辛かったです。
スポット買いを途中で停止したり、高配当株投資メインからインデックス投資メインに切り替えたりしました。
しかし何とか市場に残り、資産の大半を市場に残していたおかげで、ここ数年の上昇相場に乗り、含み益が大きくなりました。
その状態になって初めて「日々の株価の動き」が気にならなくなりました。
今年で投資歴は6年目になります。
長期投資を継続するために
私は2016年からインデックス投資を始めましたが、含み益があまりない状態が2020年まで続きました。
その頃は含み益が出ないので投資方針が定まらず、インデックス投資を止めて、高配当株やREITにも手を出していました。
長期投資を継続するために一番簡単なのは含み益があることです。
それがマイナスにならない限りは「投資で儲けている状態」ですから、後悔や失敗の概念はありません。
だから歴戦の投資家は強いのです。
彼らは含み益がたっぷり乗っている状態でスタートしているから、下落相場も余裕です。
しかし彼らの伝記を読むと、投資を始めた頃は失敗を多くしていることも分かります。
彼らも含み益が無い時は同じ失敗をしていたのです。
退場するような失敗をしなければ、やがて長期投資を継続できるような含み益ができるでしょう。
その期間まで耐えることが投資の難しさかもしれません。