主夫日記

【時代の変化】核家族は限界にきている?

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核家族世帯とは以下のような世帯です。

①夫婦のみ
②夫婦+子ども
③男(女)親+子ども

1980年代から60%程度を占めており、2010年代後半も60%のままです。
核家族の割合に変化はありませんが、時代は変化しています。

本記事では時代の変化により核家族には厳しい現実に直面している点、その解決策(対応策)について解説していきます。

給与収入は上がらず、夫婦共働きが増加

夫婦共働き世帯は増えていますが、ご存知の通り日本の賃金はここ数十年上がっておりません。
しかしインフレは徐々に進んでおり、夫婦共働きでも家計が厳しい世帯が増えています。

いわゆる中間層の貧困化です。
この流れは今後も継続すると思います。

夫が正社員で妻がパートの共働き世帯が主流ですが、パート勤務時間も増加傾向です。
今後は正社員共働き世帯も増えていくと思います。

そうする中で人生の時間はどんどん「お金を得るための労働時間」に奪われていくことになります。

こういう生活を嫌がり、「子どもを持たない選択をする夫婦」、「そもそも結婚を選択しない人」も増えていますね。
この流れも今後変わらないでしょう。

高齢の親も働いている場合が多い

共働きの継続のために自分の親を頼ろう!と考える人も多いです。
特に地方はその傾向が強いと思います。

わが家も同様の考えですが、現実は高齢の親もまだ働いている状態であり、今後は70歳以上も働くのが当たり前の社会となります。

こうなると親に育児を頼れない夫婦が多くなってきます。
そして仕事と育児に追われ、お金も時間も余裕が無い中間層が増えていくことになると考えています。

育児と介護の両立問題

さらに晩婚化・晩産化により、仕事と育児だけでなく、介護の問題も同時期に来る可能性があります。

こうなるともう仕事はできません。できたとしても記憶なくなるくらい忙しいと思います。
仕事を辞めると世帯収入が下がるので益々貧困化に拍車がかかります。

教育費や老後資金も貯めることはできません。
非常につらく、人生に希望が見いだせない状態になります。

解決策はなく、対応策をどのように考えるか?

ここまで暗い話をしてきましたが、現実問題としてすでにこのような現象は起こっています。
核家族では正直対応できません。
私はこの問題に対応すべく、妻の親と近居という考えになりました。

そしてその生活を通してこの問題にある程度の再現可能な対策を見出すことができたのです。

その対策は多世代同居で支え合うことです。

多世代同居プラン

①育児はチームで行うが、夫婦がメイン

②高齢の親は育児ではなく、家事と資金援助

③介護問題に備えておく

まず夫婦+高齢の親で2~4人働きます。
夫婦の収入だけで住宅・教育・老後・介護資金を考えないことです。
チーム(夫婦+両親)で考えます。

そして高齢の親は育児ではなく、家事や金銭的援助をメインとし、夫婦で育児をメインで行います。
育児について親と方向性で揉めやすいですし、育児は体力勝負の側面があるからです。

そして介護問題に備えるべく、収入の分散と人手の確保が必要です。

これはリスクマネジメントに近い考え方ですが、収入経路も人手に関しても多いにこしたことはありません。

これは育児にも言えることです。

このような多世代同居でないと、現在の日本で心穏やかに過ごすことは不可能ではないでしょうか?
私も妻の地元に引っ越して本当に良かったと考えています。
両家の実家が遠方だったときは想像したくありませんね・・・

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