主夫日記

資産を増やすのは投資か?それとも労働か?

2020年と2021年は資産が大きく増えた年でした。
2019年に資産が3000万円に到達し、その相場の流れにうまく乗れた気がします。
よく言われることですが、「資産が増えれば、複利の力を実感しやすい」をまさに実感した2年でした。

資産が少ないと早くお金持ちになりたいと思う

2016年に株式投資をスタートし、2017~2018年頃にセミリタイアやアーリーリタイアという言葉を知り、憧れました。
当時はまだFIREなんて言葉は聞いたことがありませんでした。

結婚した時に夫婦の資産を合算したことで、預金は当時1600万円程度ありました。
セミリタイアやアーリーリタイアに憧れて、投資初心者が罹りやすい「早くお金持ちになりたい病」に見事に罹り、「一番欲しいものは株や投信」と言わんばかりに購入していきました。

本格的に投資に資産を投入した2018年は米国株指数は年初来マイナスリターンとなり、特に後半の下落は精神的に疲弊してしまいました。
2018年の4月ごろにかなりの額を一括投資して、それが軒並み下落していき、含み損が100万円を超えたのが理由です。

投資は15年以上かける長期投資前提なのは頭では理解してるが、心が追い付かない
それを知れた1年でした。

現金比率をキープすることが大切と実感

私は投資は機械的なルールを設定し、感情を排して定期積み立てがベスト!と数多くの投資本、投資ブログから学んだのに、それをきちんと実行できたことは一度ありません

しかし、唯一守ってるルールが現金比率です。
年間生活費の1.5~2年分(650万円~800万円)は必ず預金で保有することにしてます。
(暴落相場時は年収の1.5年分まで投資してOKだが、平時は2年分)
追記:現在は円安進行のため生活費1年分の500万円に変更

2018年の下落時は下落開始の秋ごろは買い増ししていましたが、膨れ上がる含み損に耐え切れず、買い増しを途中で停止しました。
そして2019年に相場が急回復すると慌てて追加投資するという感じでした。

2020年のコロナショックはその経験を活かし、2018年よりは多く買い増しできましたが、それでも下落相場の初期に買いすぎる傾向は変わりませんでした。

理由は「早くお金持ちになりたいからに他なりません。
いつもこの欲が投資には付き纏います。

ただ下落相場でも余裕資金があったので、買い増しはすれど、市場から退場することはありませんでした

まだ買い増しできる」という状態は下落相場ではかなり安心材料になるというのが個人的感想です。
多くの生き残った個人投資家の人達も現金比率や余剰資金の大切さを訴えていますよね。

資産を築けた理由は結婚+共働きがメイン

私が34歳で準富裕層に到達できた理由の1つは投資ですが、メインは結婚による資産合算+共働きによる労働収入の最大化が大きな要因です。

資産が少ないなら、入金力を上げた方が絶対に早くお金持ちになれると考えています。
わが家は世帯の手取り収入が800~950万円前後で、年間450万円前後の支出で生活してきました。
これを子どもが生まれても維持したので4~5年で+2000万円くらいを貯蓄しています。
詳しくは以下の記事で紹介しています。

セミリタイアまでの過程③~セミリタイアまでの資産推移~

入金力を高めずにお金持ちになりたい人へ

レバナスや仮想通貨が流行ってますが、多くの人は50代でのFIREではなく、今すぐか、もしくは数年後~10年後にFIREしたいと考えてると思います。
私もそう考えていましたし、その気持ちは分かります。

ただ入金力高めたくない人は人生を相場に左右されるということは忘れないで欲しいです。
2022年はレバナス、仮想通貨の大幅下落セミリタイアやFIREプランが総崩れするような事態が起こっています。

私は人生の主導権は自分で握りたいと考えています。
私はたとえ相場が軟調でも資産を築く方法を考えていましたし、その場合は時間がかかることも想定していました。

相場が好調でも不調でも資産を築く道筋を立てておくことが大事だと思います。
貴方が本当に資産を築きたいなら、確率はその方が高いです。

自分の人生を相場に左右されるか、自分で握るか・・・
資産を築ける人は圧倒的に後者だと思います

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