2019年に資産が3000万円に到達し、アッパーマス層に到達しました。
よく言われることですが、「資産が増えれば、資産増加の効果を実感しやすい」をまさに実感した2年でした。
しかし資産増加の半分は労働による給与所得が貢献しています。
本記事では30代でアッパーマス層に到達しセミリタイアした私が実践した効率的な資産の増やし方を紹介しています。
資産を築けた理由は結婚+共働きがメイン
私が30代前半でセミリタイアできた理由の1つは投資ですが、メインは結婚による資産合算+共働きによる労働収入の最大化が大きな要因です。
資産が少ないなら、入金力を上げた方が絶対に早くお金持ちになれると考えています。
わが家は世帯の手取り収入が700~950万円前後で、年間450万円前後の支出で生活してきました。
この支出を子どもが生まれても維持したので4~5年で+2000万円くらいを貯蓄しており、これらを全て金融資産に投資しています。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
資産が少ないと早くお金持ちになりたいと思う
2016年に株式投資をスタートし、2017~2018年頃にセミリタイアやアーリーリタイアという言葉を知り、憧れましたね。
投資初心者が罹りやすい「早くお金持ちになりたい病」に見事に罹り、「一番欲しいものは株や投信」と言わんばかりに新規投資をガンガンしていきました。
しかし、総資産の大半を投資に回した2018年の米国株指数は年初来マイナスリターンとなり、特に後半の下落は精神的に疲弊してしまいました。
2018年の4月頃に残金を一括投資し、後半の下落により含み損が100万円を超えたのが理由です。
「投資は15年以上かける長期投資前提なのは頭では理解してるが、心が追い付かない」
それを知れた1年でした。
現金比率をキープしながら、資産の多くを投資する
2018年の下落では、下落開始時は少しずつ買い増ししていましたが、膨れ上がる含み損に耐え切れず、追加投資を止めしました。
そして2019年に相場が急回復すると慌てて追加投資するというポンコツぶりでした。
2020年のコロナショックでも下落相場の初期に買いすぎる傾向は変わりませんでした。
理由は「早くお金持ちになりたいから」に他なりません。
いつもこの欲が投資には付き纏います。
ただ下落相場でも余裕資金があったので、含み損は拡大するも、市場から退場することはありませんでした。
「まだ買い増しできる」という状態は下落相場ではかなり安心材料になるというのが個人的感想です。
多くの生き残った個人投資家の人達も現金比率や余剰資金の大切さを訴えていますよね。
入金力を高めずにお金持ちになりたい人へ
レバナスや仮想通貨が流行っていましたが、多くの人は50代でのFIREではなく、今すぐか、もしくは数年後~10年後にFIREしたいと考えてると思います。
私もそう考えていましたし、その気持ちは分かります。
ただ入金力高めたくない人は人生を相場に左右されるということは忘れないで欲しいです。
2022年はレバナス、仮想通貨の大幅下落でセミリタイアやFIREプランが総崩れするような事態が起こっています。
私は人生の主導権は自分で握りたいと考えています。
私はたとえ相場が軟調でも資産を築く方法を考えていましたし、その場合は時間がかかることも想定していました。
相場が好調でも不調でも資産を築く道筋を立てておくことが大事だと思います。
貴方が本当に資産を築きたいなら、確率はその方が高いです。
自分の人生を相場に左右されるか、自分で握るか・・・
資産を築ける人は圧倒的に後者だと思います。